こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀やさんの隣の酒屋
勢州屋の太田恭寿です。
今日読み終わったばかりの本のご紹介です。
「空想教室」植松努著
植松さんを知ったのは、TwitterかFacebookで誰かがYouTubeをリンクしていたものを見たことです。
それは、「TEDX」という海外の番組で色々な方がスピーチをするというもの。
以前にも何度か見たことがあったのですが、日本人がそこでスピーチをしていたとは知りませんでした。
この植松さん、北海道の工場を経営されている方です。しかし、ただの工場ではありません。小学校の頃から好きだったロケットを自分達で作ってしまったという方です。
正直私も「そんなの無理だよ!!」と思いました。でも、実際に作ることに成功し、世界に3つしかない無重力を地上で再現できる装置を自前で作ってしまいました。
今ではJAXAが実験をしにくるそうです。
本自体は200ページを越えるボリュームですが、とても柔らかく優しい言葉でかかれていて、「TEDX」で話していた植松さんの語り口をそのまま文章にしたような印象です。
サクサクと読めると思います。
この本の中で植松さんが伝えたいことは、「どうせ無理」という言葉を世界からなくすということ?
やったことのない人が「どうせ無理」という言葉で「人の可能性を奪ってしまう」。
それは、人の命を奪うことと同じくらい恐ろしいこと。と書いています。
「どうせ無理」
ついつい使ってしまうことがあります。でも、その言葉に必死に抵抗して、ロケットを作ってしまった人がいる。
色々なことを考えさせていただける本でした。
この本を若い人たちにぜひ読んでもらいたいなと思いました。もちろん大人の人にも。
追記
植松努さんもJCOBなんですね。