日本酒の用語集 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

燗酒好きのカピバラさんの日常

福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀やさんの隣の酒屋
勢州屋の太田恭寿です。

日本酒って色々と専門用語が多いですよね?そこで、少しだけですが酒の用語を書いてみようかと思います。

「蔵元」
お酒を作っている所(会社)
もしくは、その会社の社長さん

「杜氏」
酒造りの最高責任者

「麹(菌)」
でんぷんを糖にかえる菌

「酵母」
糖をアルコールにかえる微生物

「日本酒度」
日本酒の甘辛の判断のひとつの目安

「精米歩合」
米の外側をどのくらい削ったか。
例)精米歩合60%=40%削った

「あらばしり」
お酒を搾るときに始めに出てくる部分

「中取り」
お酒を搾ったときの真ん中の頃にでてくるお酒

「セメ」
お酒を搾るときに、最後に圧力をかけてでてくる部分


すごくざっくりとですが、こんな感じでしょうか?

こうしてみると、本当に専門用語が多いですね!( ̄▽ ̄;)

こういう専門用語を知っていると、お酒を選ぶときに参考になるし、また違ったお酒の楽しみ方が増えると思います。

でも、はじめから覚える必要はないと思うんです。学校の勉強でも、必死になって英単語覚えるのってあまり楽しくないじゃないですか?

それだったら、洋楽を聞いてた方が楽しいですよね?
もちろん学校の勉強は、テストもあるし入試もあるから、頑張らないといけないところもありますが、お酒を飲むのに試験はないし、免許もいらないですもんね。

まずは、ラベルでも名前でも、自分の興味がひかれたものを飲むのが一番だと思います。

その中で好みのお酒をみつけていくと、何かしらの共通点があると思うんです。

造っている地域であったり
甘口か辛口かであったり
温度帯であったり
酵母やお米の種類かもしれません

その共通点だけ覚えていたら、その後も好みのお酒に巡り会える確率が高くなると思います。

そんな感じで慣れてくると、自然と専門用語も少しずつ覚えて行けると思うんです。


始まりは、かわいいラベル!や面白い名前!なんかで充分だと思います。

お酒って難しいことないです。とりあえずは、興味をひかれたものを飲んでみませんか?