こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋の太田きょうじゅです。
さて、「日本酒とお水」というタイトルにしましたが、実は先日のセミナーでうちの姉が宿題として出されたテーマの一つ(お酒とお水に関してブログを書く)です。
自分だったらどんなこと書くのかな?って考えました。
まず、日本酒や焼酎などお酒を造るときには大量にお水を使うということ。
少しお酒に詳しい方なら、知っている方も多いとは思いますが、
仕込み水(お酒を造るときに投入するお水やできあがったお酒に加えるお水)やお米や道具を洗う水、日本酒ならお米を蒸かすときにも大量の水が必要になります。
そのお水の質によってお酒の味もだいぶ変わります。
なので、蔵元によっては自社の井戸水の水源となっている山も買ってしまったり、また植林をして水質の保全に努めているなんてところもあるくらいです。
また、お酒を飲むときにもお水ってでてきますよね?
ウィスキーや焼酎なら水割りやお湯割りのお水、また日本酒でも割り水燗なんていうものもあります。
流行のハイボールなんてものも、炭酸水で割っているのでお水が関わっていますね。
そして、原料となるお米、麦、芋、葡萄
全て水がなければ育たないですよね。
※私、夏場の一面真っ青な水田や秋のばぁーと広がる黄金色の田んぼを見るのがとても好きです。
そこまで考えていくと、お酒のもとは全てお水につながるんでしょうか?
今年は、暖冬だと言われ、私の住む福島でも例年とくらべ雪が少ないです。
雨もあまり今年の冬は降ってません。
そうすると、とても心配になるのが、農繁期の水量です。
冬に降った雪がとけ、雪解け水が川や地下へと、そして田んぼや畑に流れていきます。
雪が少ない年は、水が少なく、時々水不足がニュースになりますよね。
もちろん、水が不足すると作物にも影響が・・・。米が十分に生育しなかったり。
こう考えると、全てが回っているのかな?と思います。
どこかで起こったほんの少しの出来事が、様々なところに影響していく。
海外の人は、日本に来ると路上のゴミが少ないことに驚くそうです。あと、町にゴミ箱がないことも。
そんなことも、日本の水が美味しいことと繋がっているのかもしれないですね。
私は、酒屋ですが、その前に酒好き・酒飲みです。
酒好きとしては、いつまでも美味しいお酒(お水)が飲める社会であって欲しいなと思います。
その為にも、世界でも有数の水のきれいな日本が続いていって欲しいですね。
とりあえず、ゴミを捨てないところから始めてみようかと思います。( ̄▽ ̄;)
なんか、今日はちょっと偉そうなブログになっちゃいました。(笑)
お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!
そして、いつまでも美味しいお酒の飲める水のきれいな国でありますように。
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