新規就航のDHLエア狙いでセントレアへ(11/12中部その1) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

ほぼ終日天候に恵まれた昨日は各地の空港で大物の飛来に沸いた1日となりました。まず、兵庫県を訪問された天皇・皇后両陛下のため、ANAの特別機が神戸へ運航され(機材は767の国際線仕様機である「JA622A」が使用されました)、午前11時半過ぎに到着、羽田と成田へはサウディアの機材が飛来し、77Wが羽田へ午後3時ごろに、77F(カーゴ)が成田へ午後4時ごろにそれぞれ到着したことを確認しました(このほか、成田にはカナダ空軍のA310が飛来しており、こちらは午前中に出発した模様)。

 

さて、そんな中私も昨日は日帰り遠征でセントレアに出撃してまいりました。狙いとなったのはこの夏頃から定期便として運航されるようになったDHLエア。この会社の機体に最近になって1機だけスペマーが登場したという情報をつかんでいて、これが来るようであればまさに捕獲対象となるのですが、前日の夜に出発地を上がった機体がこのスペマーと判明。到着予定は9時半過ぎとなっていたので、翌朝は早めに起床し、早朝6時ごろに自宅を出ることにしました。途中で休憩を挟み、9時ごろに到着、そのままスカイデッキの先端に移動します。

 

Peach Aviation A320-200(JA825P)

483便 那覇行き

 

この日の最初の撮影機は那覇に向かうPeachの機体でした。

そして、約15分後、すでにアプローチに入っていたお目当てのDHLエアが姿を見せました。

 

DHLエアUK B777F(G-DHLW) AS ONE -AGAINST CANCER 2022-

2便 イーストミッドランド発(シンシナティ経由)

 

この「DHLエアUK」は、元々イギリスのイーストミッドランドを拠点にして運航されており、機材は767や757が中心の構成なのですが、今年になってからシンシナティ、セントレアを経由して香港まで行く長距離便が設定され、新たに77Fが3機導入されました。初号機と2号機は新造で導入されましたが、3機目となるこの「G-DHLW」は中古機として導入され、元はカーゴキングで運航されていたものです。また、10月末ごろに機体中央にピンクリボンがデザインされたステッカーが追加されました。ちなみに、このセントレア経由香港便は、イーストミッドランド発金曜と香港発日曜を除く毎日設定されているのですが、運航体系は結構複雑で、曜日によって便名が異なっているほか、基本的にシンシナティで機材の入れ替えを行うのですが、機材が入れ替わらない場合があったり、イーストミッドランド日曜発と香港発土曜の便はライプチヒを経由したりするなど、いろいろなバリエーションがあります。

ここでFlightraderをチェックしてみたところ、小松に向かっているカーゴルクスが当たりで、マスク塗装機が向かっていることが判明。実は、当初は、セントレアに飛来するDHLと小松に飛来するカーゴルクスを比べて、どちらかが当たりの機体ならその機体が向かっている空港に出かける算段だったのですが、前述したように前日夜にセントレアが当たっていることがわかったのでそのまま出撃し、さらに転戦も少し念頭にあったのですが、セントレアから小松への移動時間を考えると到着までに間に合う可能性が低いこと(DHLエアの撮影後すぐに移動すれば可能性がありましたが)、そして出発時間が日没と重なってしまうことから今回は諦め、そのままDHLエアの出発まで待つことにしました。

 

チャイナエアライン(Cargo) B747-400F(B-18717)

5317便 台北(桃園)行き

 

最近はセントレアにも飛来するようになったダイナスティーカーゴ。

 

ベトナム航空 A321-200(VN-A363)

347便 ハノイ行き

 

VNはA321が来ていました。

このあとはDHLの出発までまだ少し時間がありそうなので、2タミ側にある「フライト・オブ・ドリームス」へ移動します。

 

元・ボーイング B787-8(N787BA)

 

787の初号機である「ZA001」は変わらずこの地に鎮座しています。以前は有料エリアだった1階部分は、シミュレーターを除き無料エリアとなり、10時から17時まで開放されています。

 

ランディングギアをアップで撮影。通常この角度で撮影する機会はないので、すぐ近くで見ると迫力があります。

 

コックピットはこんな感じ。最新の機材らしく、ディスプレイはすべてカラー液晶化されていますね(こちらは昼食のために移動した後の撮影です)。

 

日本航空 B737-800(JA321J)

3083便 成田発

 

スカイデッキに戻ってしばらくしてからJALの国際線仕様の738が降りてきましたが、機内改修を受けたことでWi-Fiが装着されています。

 

タイガーエア台湾 A320-200neo(B-50025)

206便 台北(桃園)発

 

タイガーエアのA320neoは初撮影。この機材の初号機がスペマーなのですが、そう簡単に捕獲とはいきません(苦笑)。ちなみに、機材運用はceoと共通になっています。

 

大韓航空 A330-300(HL8003)

741便 ソウル(仁川)発

 

羽田、成田や関空では既に毎日運航となっているKEですが、セントレアは現時点でまだ週5日の運航。ただし、今月21日以降はようやく毎日運航となります。

 

セブパシフィック航空 A321-200NX(RP-C4124)

5038便 マニラ発

 

セントレアでは昼間に飛来するセブパシフィック。同社のA321neoも今回が初撮影でした。なお、セントレアでは2タミの使用が再開されており、このセブパシフィックのほか、タイガーエアとJet★が使用しています。

そして、午後1時を回ってようやくDHLエアがデリバリーに入電。通常、同社は到着が10時半ごろで、そこから2時間~3時間ほど滞在し、午後1時から2時までの間に出発することが多いのですが、この日は到着がやや早く9時半過ぎだったものの、出発はいつも通りの時間に落ち着いたようです。そして約15分後、プッシュバックを開始。

 

2便 香港行き

 

C8を転がるところまでは順光でいただけますが、距離があるのでメラメラの影響が多少出てしまいます。

 

B誘導路を転がると標準ズームに付け替えないと機体が入らないのですが、屋根の庇やワイヤーがどうしても写り込みます(苦笑)。

 

207便 台北(桃園)行き

 

先にタイガーエアが約1時間の滞在で台北に帰っていきました。

そして、ラストはDHLエアの離陸を狙いますが・・・

 

浮き上がりはやや遅め、後追いになるのは仕方がありませんね。

 

離陸後のひねりも狙ってみたのですが、昼間で気温が高くなってしまうとくっきりとはいかなくなりますね。

 

この後は再び「フライト・オブ・ドリームス」に移動して遅めの昼食とし(当初は「矢場とん」を考えていたのですが、10人以上の列ができておりかなり待ちそうだったので、ここでの食事は諦めました)、ナゴヤドームのイオンモールまで移動して買い物をして、中にある「矢場とん」で夕食も済ませてから帰宅しました。