佇む2機のYS-11(5/30高松) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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夏が終わってもまだまだ暑い・・・

前記事にも書いたとおり、昨日の土曜日は、エアロラボのYS-11を狙いに高松空港へ行ってきました。Flyteamに投稿された画像で確認すると、両面を撮影できる状態で駐機されているようで、整備等で移動していなければ一度で両面を仕留められそうなのでチャンスと踏んで遠征を敢行してきました。
9時ごろに自宅を出て、約3時間で高松に到着しましたが、ちょうど昼の時間に重なったので、「せっかく来たのなら讃岐うどんを食べよう」ということで、事前に調べておいた空港に近いうどん屋に先に入り、昼食を済ませてから空港に向かいました(なお、この店の店主は1か月ほど前にNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演された方です)。

まずはポートサイド側を撮影するため、香川県警のハンガーの横にあるポイントに向かいました。


エアロラボ・インターナショナル YS-11A-200(N462AL)

先週水曜日に羽田から自力でフェリーされ、そのまま空港東側のオープンスポットに駐機されています。元は国土交通省航空局で検査機として使用された「JA8709」で、2007年の退役後は羽田で保管されていましたが、昨年12月に入札にかけられ八尾が本拠のエアロラボが落札し、再飛行に向けての整備が進められています。まだ整備が完了していないということでしばらくは高松に留め置かれ、将来的にはイベント等での飛行が検討されているようですが、現時点での整備や飛行予定は未定だそうです。手前の作業用台車が邪魔ですが、こればかりは仕方がありません。

この県警ハンガー横ポイントからは、駐機されている小型機を確認することができました。


四国航空 セスナ172R(JA724C)


富士FA-200-180(JA3692)

YSのスターボード側はデザインが違うので、反対側の「さぬきこどもの国」に向かいます。


スターボード側には障害物がないので、すっきりした画像を収められます。滑走路から少し離れたほうが背後のコンテナ群の映り込みがなく、よりすっきりした背景になるようです。
なお、ターミナルの展望デッキからは後姿しか拝むことができないようなのでご注意を。

この「さぬきこどもの国」の中に、もう1機YS-11がおりまして、それがこちら。


元・エアーニッポン YS-11A-500(JA8743)

東ウイングエリアの端、ちょうど滑走路の中央付近に面するように置かれています。1969年に全日空に導入後、エアーニッポンへのリースを経て1997年まで現役で使用されていました。翌1998年に退役し、香川県に寄贈された上でこの地で保存されています。土・日・祝日と夏休み期間中は室内も開放されています。

定期便の本数が少ない高松ですが、この日は訓練飛行で何機かが離着陸を繰り返していました。


朝日航空 ホーカー・ビーチクラフト バロンG58(JA58GB)


ノエビア ビーチクラフトA36ボナンザ(JA36BZ)


パイパーPA-28-140(JA3650)

これら3機は初めて確認した機体でしたが、最後に降りてきた1機は・・・


学校法人ヒラタ学園航空事業本部 シーラスSR20(JA104H)

神戸でもよく見かけるヒラタ学園の機体でした。

頻繁に離着陸を繰り返す小型機の合間を縫って、定期便が離着陸。


全日空 B737-800(JA70AN)
997便 羽田発


日本航空 B737-800(JA311J)
481便 羽田発

1時間半ほどこどもの国で撮影していましたが、降りてきたのはANAとJALの738が1機ずつでした。


998便 羽田行き

ANAの738は40分ほど滞在の後、羽田に帰っていきました。

JALの出発まではまだ少し時間があるようなので、ここで撮影場所を変え、西に15分程度行った「高山航空公園」に行ってみます。
標高約280mの山の上ですが、3機ほど展示機が置かれています。


川崎ベル47G3B-KH4(機体番号不明)

四国航空で平成2年ごろまで使用されていた機材のようです。


セスナ170B(JA3106)

こちらも四国航空で平成2年ごろまで使用されていた機材のようです。


元・航空自衛隊 三菱T-2(69-5126)

航空自衛隊が所有した超音速の高等練習機で、1980~90年代を中心に活躍しました。2006年に全機が引退しています。

最後は、ここの展望台からJALの出発を見届けます。


482便 羽田行き

途中から雨が降り始めたので、視界があまりよくなかったのは残念でしたが、高い場所から空港を一望できるので、一味違った撮影が楽しめます。