先週成田で撮影に失敗したエティハドのマンチェスターシティー塗装機、A6-EYE。前記事の最後にも書きましたが、次の日本飛来時には是非ともリベンジしたいと考えていました。だいたい月1回程度セントレアに来ているようで、休みと重なれば出かける腹積もりにしていました。
金曜日の晩からFlightraderでUAE方面のチェックをしていたところ、この日のEYEはその名の通りマンチェスターから戻ってきている途中。過去の運用をチェックしてみると、土曜日にセントレアに来る便はケープタウンからの便が向かうケースが多かったのですが、他の曜日ではマンチェスターからの便が時折入っているようで、わずかな可能性に賭けてみることにしました。
早朝4時ごろに確認したところ、セントレア行きはまだ出発していない模様。いろいろといじってみると、この日のセントレアはルフトハンザが当たりとわかりましたが、エティハドの動向を見てから行くかどうか決めることにしました。4時半ごろに約2時間遅れで出発を確認し、反応した機体は「A6-EYE」。天候が気になるものの、あまり贅沢は言っていられません。急いで朝食をとって、すぐ身支度をしてセントレアに向かいました。
8時前に到着し、まずはルフトハンザの到着を狙います。
ルフトハンザ・ドイツ航空 A340-300(D-AIGC) STAR ALLIANCE
736便 フランクフルト発
ルフトハンザのスタアラは初確認。以前はジャンボにも塗装されていましたが、現在日本に来る可能性があるのはこのA340のみ、一番来る可能性が高いのがセントレアなのです。
2時間弱で折り返しフランクフルトに帰っていきました。
737便 フランクフルト行き
次に、セントレア到着直前にちらっとANAのB777らしき機体が離陸し、超低空飛行をしていたのが見えたのですが・・・
全日空 B777-200(JA8198)
便名不明
貨物スポットに留め置かれていましたが、こちらに向かってきました。何をしていたかといいますと・・・
タッチアンドゴーの訓練でした。セントレアはトラフィックがそれほど頻繁ではないので、このような訓練を行いやすいようです。約2時間、10回程度繰り返し行っていましたね。
次に、昼前にやってくるエアアジアはこちらの機体でした。
エアアジア・ジャパン A320-200(JA04AJ)
8624便 福岡発→8623便 福岡行き
納入されて間がないシャークレット付きの4号機。こちらも成田で撮影できなかったので収穫でした。
訓練中のANAとのコラボも撮影成功。
午前中は日差しもあり明るかったのですが、午後から徐々に雲が厚くなってきました。そんな中・・・
キャセイパシフィック航空 B747-400(B-HKT)
536便 香港発
午後のキャセイの直行便がジャンボで登場。当初A340が予定されていたのですが、シップチェンジされました(この機体自体は関空で捕獲していますが・・・)。キャセイのジャンボ自体は何度も飛来しているようですが、個人的にはあまり飛んできている印象がなかったので、Flightraderで機影を見たときに最初は目を疑いましたね。
アシアナ航空 B747-400F(HL7419)
196便 ソウル(仁川)発
アシアナカーゴもジャンボで飛来し、初捕獲となりました。
これで残りはエティハドのA6-EYEのリベンジのみです。しかし到着予定の15分前ぐらいから上空の雲行きが怪しくなり、露出が上がらなくなってきました。そして2時間遅れでようやく到着。
エティハド航空 A330-200(A6-EYE) Manchester City Football Club
888便 アブダビ発(北京経由)
遠目からも一目でわかる水色の機体、ようやく目の前で拝むことができました。機体全体にサッカーボールの柄が入っているほか、エンジンにはチームのエンブレム、ウイングレットにもサッカーボールが描かれています。機体後部のトロフィーは昨年プレミアリーグを制した際に追加されたもののようです。
ちなみに愛称は「Blue Moon Rising」。機首部分に書かれています。
ISO100で露出ギリギリの状態で画像周辺も露光不足気味ですが、無事に撮影できました。