アライアンスカラーの塗装機シリーズ⑫(ワンワールドその4) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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夏が終わってもまだまだ暑い・・・

本日は前置きは省略して、いきなり本文に入ります。ワンワ塗装機シリーズの残りを紹介していきましょう。
 
⑪ロイヤル・エア・モロッコ(2020年加盟) 2機保有
B787-8(CN-RGB)、B737-800(CN-RGJ)
まずは、2020年に加盟したモロッコのフラッグキャリア、ロイヤル・エア・モロッコです。同社のワンワ塗装は2機在籍し、788と738が1機ずつの体制です。788はアフリカ地域路線から欧州・北米路線まで幅広く運用され、738はアフリカ地域路線や欧州・中東路線で運航されています。
 
⑫アメリカン航空(1999年創設時メンバー) 5機保有
B777-200ER(N791AN,N796AN)、B737-800(N837NN,N838NN,N919NN)
 
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B777-200ER(N791AN)
2枚とも 2014.5.2 成田国際空港
 
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B777-200ER(N796AN)
1・2枚目 2013.9.15 羽田空港
3・4枚目 2016.2.13 成田国際空港
 
続いては、合併により全米最大の航空会社となったアメリカン航空です。旧塗装時代はポリッシュドスキンのままでワンワ塗装が施されていましたが、現在はグレー塗装の上からワンワ塗装が施されています。現在在籍しているワンワ塗装機は5機で、772は欧州・南米路線などで、738は国内線とメキシコへの路線で運航されています。かつては763と752にもワンワ塗装機が在籍していました。日本には、772の2機が時折成田に飛来していましたが、現在日本路線は787での運航となっているため、飛来することはなくなりました。
 
⑬アラスカ航空(2021年加盟) 3機保有
B737-900ER(N486AS,N487AS,N491AS)
続いては、2021年に加盟したアラスカ航空です。同社の加盟により、北米地区では2社がワンワに加盟するという体制となっています。同社のワンワ塗装機は739の3機体制となっており、アメリカ国内線やメキシコへの路線で運航されています。
 
⑭LATAMブラジル(2014年加盟、2020年脱退) 
続いては、南米のLATAMグループの2社、まずはブラジルのLATAMブラジルです。同社はTAM航空としてもともとスターアライアンスに加盟していましたが、チリのラン航空によって2014年に買収されたことによりスタアラを脱退し、ワンワに鞍替えする形となりました。その後ブランド統合を受け、LATAMグループの一員となっています。なお、LATAMグループは2020年5月1日付でワンワールドを脱退した旨が発表されており、保有していた2機ともノーマル塗装に戻されました。
 
⑮LATAMチリ(2000年加盟、2020年脱退)
南米のLATAMグループのもう1社が、LATAMチリ。こちらはラン航空(ラン・チリ)時代の2000年に加盟し、前述したとおりブラジルのTAM航空を買収したことでLATAMグループを形成しています。前述したようにLATAMグループのワンワ脱退により、2021年までに保有していた4機全機がノーマル塗装になっています。
 
⑯カンタス航空(1999年創設時メンバー) 1機保有
A330-200(VH-EBV)
 
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B747-400ER(VH-OEF) ※退役済
1枚目 2018.5.1 羽田空港
2枚目 2016.3.19 羽田空港
 
最後は、オーストラリアのフラッグキャリア、カンタス航空です。1999年のワンワ創設時メンバーの1社でもあります。現在在籍しているワンワ塗装はA332の1機で、国内線からメルボルン・ブリスベン発着の中距離国際線まで幅広く運航されています。日本路線に入ることはありませんが、通常A333が入る関空~シドニー線にはA332が入ることもあり、このワンワ塗装の飛来も確認されています(現在は運休中)。かつてはジャンボのワンワ塗装も在籍し、主にシドニーからの長距離国際線で運航されていました。日本にも羽田~シドニー線で時々飛来していましたが、2020年1月に退役しています。