思い入れのあるスペマー機たち(その3) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

今日は朝からいい天気でしたが、関空は何機かスペマーが飛来していたもののすべて捕獲済みの機体だった上、前日の小牧遠征で車を運転していた疲れが残っていたこともあり、買い物に出た以外はほぼ一日家でのんびり過ごしていました(イオンモールの屋上駐車場で若干撮影はしましたが)。ちなみに伊丹では、午後から明日就航の「STAR WARS ANA JET」が報道陣に公開されたようで、スカイパークからもその姿を拝めたようです。
 
さて、木曜日から順次紹介してきました「思い入れのある特別塗装機シリーズ」も、残りはベスト3を残すのみとなりました。本日2本目の記事としてこれらを取り上げてしまうことにしましょう。
 
第3位 エティハド航空「Manchester City Football Club」(機種:A330-200 レジ:A6-EYE) 運航期間:2011年7月~2018年11月
 
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(1・2枚目)2013.4.20 中部国際空港(展望デッキ)
(3枚目)2014.12.30 中部国際空港(展望デッキ)
 
まず第3位にランクインしたのは、エティハドのマンチェスターシティー塗装のA332です。機体全体が鮮やかな青色になっており、サッカーボールをイメージした紋様が入っているのが特徴です。その色使いから「Blue Moon Rising」の愛称があり、機首部分にもその名称が入っています。
この機体は、エティハドが成田にA332で飛来していたころから何としても捕獲したい機体だったのですが、遠征時にはなかなか遭遇せず、ようやく一昨年の4月に週末で成田に飛来するタイミングがあり日帰り遠征を敢行したのですが、Bランに逃げられて撮影に失敗し大きなショックを受けてしまいました。ただその翌週に今度はセントレアに飛来し、リベンジとばかりに再び遠征を敢行、無事に捕獲できました。その後、2018年11月初めで約7年5か月にわたる運航を終了し、現在はストアされているようです。この機体はセントレアで2度撮影しましたが、ともに曇り空での撮影だったので、一度晴天の順光で撮影してみたかったですね。
 
第2位 アリタリアーイタリア航空「2015年ミラノ万博」(機種:A330-200 レジ:EI-EJM) 運航期間:2014年10月~2016年1月
 
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2014.10.26 関西国際空港(消防署脇)
 
続いて第2位にランクインしたのは、アリタリアのA332、ミラノ万博の特別塗装機です。今年開催されたミラノ万博のオフィシャルエアラインとしてアリタリアとエティハドが選ばれ、両社のA332に1機ずつこの特別塗装が登場しました。エティハドのEXPO塗装はセントレアに何度か飛来していますが、アリタリアのEXPOの日本飛来はわずかに1回だけで、しかもA332での運航最終日という日でした。この日は午前中に別の用があったのですがその終了後に急いで関空に駆けつけ、何とか出発後のタキシングに間に合いました。
このあと、アリタリアのA332は成田を含めて1度も姿を見せていませんし、今では関空からアリタリア自体が撤退してしまったこともあり、非常に貴重なショットとなっています。
 
そして、「思い入れのあるスペマー機」、栄えある第1位はこの機体です。
 
第1位 キャセイパシフィック航空「Asia's world city」(機種:B777-300ER レジ:B-KPF) 運航期間:2008年1月~2014年3月
 
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2012.10.7 中部国際空港(展望デッキ)
 
1位に輝いたのは、キャセイの先代「スイカ塗装」こと、「Asia's world city」の特別塗装機だったB-KPFです。キャセイの標準塗装とは全く異なる深緑色の塗装に、やや淡い色合いのグリーンで描かれたウェーブラインが特徴です。2008年のデビューからこの塗装だったこともあり、撮影時にはだいぶ色褪せもあったものの、今見ても非常にセンスのあるデザインだと思います。
2012年、私が関空で外国の航空会社の機体撮影を本格的にスタートさせたときに、一番初めに「是非撮影したい!」と思っていたスペマーがキャセイのこの機体でした。ただ、キャセイの77Wは基本的に長距離路線での運航が多く、日本路線に入る可能性があるのは昼間の羽田線のみだったので、羽田に遠征した時には、この機体の撮影も狙いの一つだったのですが、残念ながら一度も遭遇できませんでした。そんな中、10月の連休中のセントレアに1日だけ77Wが入る日があると判明し、一か八かでこの日にセントレアに日帰り遠征を試みたところなんと大当たり。無事に両面を撮影でき、大満足の一日だったことを非常によく覚えています。
その後も羽田や成田のほか、関空にも何度か飛来していたのですが、残念ながらこの撮影以降は一度も遭遇することなく、昨年一般塗装に戻されました。ちなみに、羽田でこの機体に遭遇したのは昨年の10月、既に塗装が戻されてからでした。
 
以上、3回に分けて思い入れのあるスペマー機を紹介してきましたが、あくまで今の時点でのランキングなので、今回紹介しなかった機体も、時間が経つと思い入れのあるものになってきたり、ということがあると思います。今後も機会を見つけて順次思い入れのある機体を紹介できれば、と思っております。