畑は低pHでも大丈夫だよ、、、ということをツラツラと書きますので、

安心したい方は読んでください。

 

 

神谷さんは

病害虫 や 連作障害 を避けたかったら

 pHを5以上にしないこと、
  吉良商店の畑はpH3以下なんだ。

 

とおっしゃった。


 

また大多数の野菜が適するpHって6~7って言われてるから

吉良商店の旺盛な畑を見て、おずおずと

「低pHだと野菜がうまく育たないのでは?」

質問すると

 

土壌が酸性なのではなく、場が酸性なんだ。

 だから気にしなくても良い。

 

なんて言われた。

事実、自分もホウレンソウなど

気にせず作っているし、作れている。

 

2発言から低pHでも大丈夫だよ、と

安心できるリクツを考えてみる。

 

 

まず、土壌が酸性いうのはどういうことか、考える。

 

コレが参考書。

 

土壌の粒表面はマイナス(-)の電気を帯びていて、

カルシウム,マグネシウム,カリウムなどの

陽イオン(主に肥料分)とひっついてます。

ここに雨が多かったりして酸性化すると

土壌にくっついた陽イオン と H+(水素イオン) の交換が起こる。

これが土壌が酸性化するということ。

 

日本の自然界では

雨(H20)が多いので、放っておくと、pH6~7の弱酸性になる。

そして、アルカリ(肥料分)が土壌から流れてしまうことが

問題とされている。

水が増えて、炭酸が増えて、

カルシウムが流亡する、というのを

参考に化学式で書いてみる。

 

H2O + CO2 ⇔ H2CO3(炭酸)

H2CO3 ⇔ H+(水素イオン) + HCO3-(炭酸イオン)

Ca2+  + 2HCO3- ⇔ Ca(HCO3)2 

 

 

一方、神谷さんの資材は、水が多くなるのではなく、

土壌微生物が排出する CO2 (炭酸ガス)が多くなり、

酸度を上げるのだと推察する。

炭酸ガス は そのまま水に溶けるものもあるし、

水に溶けて炭酸イオン化するのだ。

酸性雨だと、硫化物、塩化物などの毒が酸性化するから

問題だけど

生態系にいる微生物がやっていることだから

あんまり気にしなくても良いと思う。

 

アルカリが減っても、補給もしているから大丈夫みたい。

例えば昔のパンフによれば

キラエースはカルシウムが7%以上入っている。

 

それでも心配なら、

酸性だとよく育つものを栽培したらよい。

 

実際、(特に昔)神谷さんがオハコな作物って

酸度が低くて大丈夫なもの、

例えば、スイカ、 ジャガイモだ。

4年ほど前に、取り上げたセイショー5号も、

コマツナと同種で低pHで育ちが良い作物。

 

酸度が上がりすぎて問題か、というと

自然界というのは、

放っておけば6~7に復元するから、問題ない。

ん?ん?

6~7になってしまったら、他の環境と同じなので、

病害虫が避ける理由にならないかも、、

つまり、pHが他と比べて低いから故、

病害虫が避ける、、というのが自分の思うところ。

 

ここまで読んで、

低pHでも大丈夫 と思って頂ければ幸い。

 

キラエースを試してくれたら、もっと幸いです。

 

 

早焼きモードを試したら、

すっごいうまく焼けた。

今度から、ごはんパンモードやめよ、

その方が早く焼けるし。

 

パン焼くことが増えてきたから、

強力粉のコストについて、キロ換算してみた。

というのも、某スーパーで買ったコレ、

 

冷静にウチで試算してみたら、キロ680円なの。

美味しいんだけどビックリ!!

同じ銘柄でネット調査すると、

例えば25キロの袋入りというものがあって、

送料含めても、キロ350円くらいになる。

いやー正直知らなかったよ、多いとこんなに割安なのね。

ただ、いろんな強力粉を試したいし、

少量ずつしか使わないから、、と探すと

チャック入りの2.5キロ×4袋のものが送料無料で

キロ364円であるぢゃないですか?

 

早速ウチで決裁を仰いだら

「いいけど、体調と相談して」とのこと。

そぅなのだ、パン、麺とか小麦主体の食事になると

あんまり体調よくなかったわ。

なので購入は自粛。

 

ここで対抗する「コメ」もキロ換算した。

例えば、30キロ1袋1万円とすると、

キロ333円なのだ。

そぅ考えると、コメって

自分的には

安くて、健康で、美味しい

スバラシイ食品だと見直してしまうんだなぁ。