トマトの土としては、これまでの蓄積もあるし、

肥え過ぎている、

つまり成分的に多い気がしてたのだ。


一般に肥料分が大きいと、樹ボケし

実をつけない。


また肥料分が過剰と、

悪玉菌や虫が発生する。


にもかかわらず、樹の幹がものすごく太く、

立派な実がついていて、

虫の害もない。


なんでだろう???と思ってた。



この方はじめ、いろいろな方とお話し、

自分なりに理解できたこと。


この土にして、葉色が濃くならないから、

窒素分が少ない、と思ったんです。


故に、この肥料には、窒素分が少ない、

というか、

日射により、菌が窒素分を作り、

作られた窒素分を植物がすぐ使うので

植物体内に過剰に蓄え、虫を寄せ付ける作用が少ない、

と考えた。


それゆえ、植物は

バンバン成長していける。


スタッフの方の話だと

「吊り下げの誘引で

 背丈高さくらいまでは、太い幹を作るため

 こまめに芽欠きをする」

そうだ。

さらにさらに、

「それより大きくなったら放置」

「主枝を伸ばしてもいいし、側枝を伸ばしてもいいし、

 お好きにされたら、」とも

聞いた気がする。


初めに設計しておけば、管理はラクそうなのだ。

樹ボケ対策は、というと

確実に着果した苗を植えるか、

一度、樹を倒すなどストレスをかけ、

花芽分化を促すようだ。


いまのところ、そう思うのだよ。