7月の座談会 の場で、神谷さんは言った。


「わしはな、教えてくれ、言われても
 1年間はな、何も言わず、様子を見るんじゃ。
 すると、自分がどんなもんか、分かるじゃろ。」


刑事ドラマなんかで、
容疑者の目星がつくと気づかれないようマークする、という意味で
「泳がせる」というのがあるが、それである。


ボク:「え”-、それ初めに教えてよ。
    やっぱり泳がされとったのーーー?    
    泳ぎ方まで習うの忘れたワイ。
    とにかく溺れんで良かったワイ。」



懇切丁寧に教えてもらっているわけではなく、
ただ、神谷さんを参考にしているだけ。
それでも、自分の作物が美味しくなった。


だから、神谷さんに正式?に指導を頂いている人は、
すげー熟練してるはずだ、と思い、
是非参考に、、、と思った矢先の出来事だった。


「ってことは、1年を超えて、初めて
 いろいろ指導してもらえるんだ、
 待てよ、じゃー、1年未満のアノ人もコノ人も、

 実は泳がされてる?人?
 つまり、指導される前の人なんだーー。
 って、ことは、アノ人もコノ人も
参考程度にしかならんのぉ。」


「ん?待てよ?
 ボク、関わって1年以上経つけど、
 別にやり方を懇切丁寧に教えてもらっているわけでもない、
 ってことは、今でも、様子見られとるだけ?
 もしかして、ずっと様子見?」



遠くで カー と カラスが鳴いていた。
笑うことなかれ。


このブログを読んで、参考にしている人、
あなたも、その程度の人の解釈を

参考にしているってコトを知っとった?



ただ、農事のことは、人それぞれだし、その人の解釈も、
その人の農地も、その人が行動する時もそれぞれなのだ。
「参考にしかならん」ってのは、重々分かってきた。


ってことは、


実際にあなたが、何かしら活用して、成果があったのなら、

そりゃ、あなたのウデが良いからなのだ。
神谷さん(やボク)と関わった年月、とか
神谷さん(やボク)から得た情報とかは無関係で。


ってことになる。

もし、そうなら、オメデトウ。


まぁ、ボクは、とにかく、溺れぬよう、励もう。