神谷さんの言う「葉面散布」についてわかったこと。
(いろいろなタイミングで、いろいろなことをおっしゃるので、
現時点でわかったことをまとめてみまーす。)
植物は、大雑把に言えば、昼は光合成、夜は呼吸する。
もっと言えば、昼は炭水化物を作り、
夜に糖を作ったり、生長したりする。
つまり、良い作物を作るためには
夜の働きが欠かせない。
葉面散布液は、非常に親水性に優れる。
(動画で見せてくれた Eさん、ありがとう)
水分をよく吸着し、葉面から蒸発する際、
葉面温度を下げる。
葉面温度が下がることで、
この夜の働きが大きくなる。
その他、水上げ改善効果、虫忌効果がある。
水上げ改善効果:
植物体中のECが上がるので、
それを下げるため水上げが活発になる。
虫忌効果:
虫が食わないようコーティングしたり、
虫が感電死するらしい。
散布タイミングについて、
多くのものは7~10日毎。
理由は、このサイクルで新しい葉ができていくから。
アルファグリーンについては、CO2を散布するのと同義らしい。
コレは糖を作ることを促進するので、
例えば、サツマイモの場合、収穫3日前に行うと効果的。
散布のしかたについては
大きい葉ほど散布量が多くなる傾向にあるので
どの葉も平均的に、、を気をつけること。
葉裏の方が吸収が良いが、
まぁ平均的に散布すればそこまで気を遣う必要ない。
(はぁ、はぁ、と頼りなく聞くワタシに、
神谷さんは「例えば、こんな感じじゃ」、とスプレーを実演。
高さ20cmくらいの鉢植えに対し、5,6回でした。)
あとなんとなく思うのは、
即効性が期待できないことと
実をならせたい気持ちは分かるが、
樹を持たせる(生かす)のが優先。
ってこと。