イスラエル北部、テルハイで

ヨセフ・トゥルンペルドールにご挨拶。


   日露戦争で左腕を失い、

 捕虜として大阪、堺の収容所で過ごした日々が、

 彼の人生を変容させる。


   まだまだ貧しい日本が、

 超大国ロシアに勝てたのは何故?


   捕虜収容所の若い兵士は、

 トゥルンペルドールにこう言いました。


 「国のために命を捧げることは尊いこと」


   国を持たないユダヤ人が、

   祖国を持つ夢を抱いた瞬間です。


 トゥルンペルドールは、

 イスラエルの地で開拓村を起こし、

 建国を夢見ながら、アラブ人の襲撃に

 命を落としました。


  最後の言葉

   「国のために命を捧げることは尊いこと」

  勇者の像に刻まれています。


 「新しく生まれるユダヤ人の国は、

  日本的な国家でなければならない」


イスラエルの若者たちが、訪ねるテルハイ。


   私は、この地に日本人をお連れするのが

   生き甲斐なのです。




初めてイスラエルを訪れてから

37年が過ぎました。

43度目のイスラエル。


  数え切れない人たちと旅をしています。


出会いの数だけ、別れは増えます。

それでも人と会い続けてゆくのが、
私たちの人生という名の旅の味わい深さでしょうか。


いつも出会いには、
いきさつを超えた大きな力が働いているように思えます。

何か一つ欠けていても、
その出会いは生まれていません。


我が師、糸川英夫は言いました
「この宇宙の秩序の中に、偶然の入る余地はない」と。


人生で出会うべき人とは必ず出会う。
しかも、一瞬早過ぎず、
一瞬遅すぎず。


まさに、真理ですね。
だから、出会いを大切にし、
縁を生かすことが何よりも大切なのです。

  

『一と九の法則』

一を語りたければ
九を聴いてから

一を知りたければ
九をシェアしてから

一を叶えたければ
九は泣くも厭わない

一を楽しみたければ
九は苦しむ覚悟

一の成功のためには
九の失敗を恐れない

一の幸運のために
九の陰徳を積む

せめて今日だけでも俺が俺がを止めてみる


よき友ができた日は、
どんな祝日よりも大切な、
私の記念日です。

 旅の仲間たちの笑い声と涙が、

  我が人生の宝もの。

雨のエルサレム、寒さを噛み締め

  我が主、イエスとともに今日も歩きます。

     アシュレイ!