「願われている」ことなので

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創世記第1章26節

「神はまた言われた、

『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、

これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての這うものとを治めさせよう』。

神は自分のかたちに人を創造された。

すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」

 

 

私は29歳で初めて旧約聖書を読み始めて30年、

読むたびに聖書は新しい発見をもたらしてくれます。

 

 

2018年正月、創世記を読んでいた時に不思議なところに気が付きました。

男と女が創造されたと書かれているのに、

このあと創世記第2章7節に

「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。

そこで人は生きた者となった。」とあります。

 

 

どうして1章で男と女とを創造しているのに、

また2章で男を造ったのでしょう。

それに、なぜ唯一絶対の神が「われわれ」と言うのでしょう。

 

 

「われわれにかたどって人を造り」というのは、

人を造る前に人と同じかたちの誰かが地上にきていたのでしょうか。

神の天地創造の意図を地上に実現するために降臨した誰かが。

 

 

神が「われわれ」と呼ぶほどの存在とは一体何でしょう。

また、アダムが造られる前に造られた男と女はどこにいったのでしょうか。

(これはブログではきちんとかけない話なので詳しくは聖書講義で)

 

 

さて、

このエデンの園の中央には命の木と、

善悪を知る木とがはえていたのですが、

主なる神は人に命じて言われます。

 

 

「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。

しかし、善悪を知る木からは取って食べてはならない。

それを取って食べると、きっと死ぬであろう」

 

 

食べて死ぬようなものを園の真ん中に生やさないでくださいよ、

と神様にお願いしたくなります。

 

しかし、神話はそこに込められた真理を受け取ることが何よりも大切です。

 

「ところで、人とその妻は、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。」

のは、どうしてでしょう。

 

私は、水着を着たカエルも、長靴を履いた猫も見たことはありません。

すべての動物は、生まれたままの姿です。

服を着てないから恥ずかしくて隠れる豚など、どこにもいません。

自然そのものだからです。

 

「恥ずかしい」という感情など、どこにもありません。

彼らには「私」という「自我・エゴ」がなく、あるがままです。

 

 

へびがイブをそそのかす場面では、

へびはイブに「食べても死なない」と言うのです。

 

 

神は「死ぬ」と言いました。

神が「死ぬ」と言ったら絶対に死ぬのです。

だからこの場面は、神が言っている死と、

へびが言っている死は別物だということがわかります。

 

 

へびが言う死は、「肉体が滅びること」。

しかし、神の言う死は、神から離れること、

つまり「ワンネスからの分離」です。

 

 

したがって、

私たちが日常で「死」と呼んでいるものは、

「本当の死」ではないと聖書は伝えます。

 

 

「ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、

いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた」

・・・・・・そうです、覚醒しました、肉の世界に。

覚醒ではなく堕落かも知れませんが・・・

「私」と「他者」に分離が生まれたのです。

 

 

自我が発生して、「私」は神の中から出てしまいました。

ワンネスの世界にいるときは、

裸であることも恥ずかしいことではありませんでしたが、

「私」と他の違いが生まれたのです。

 

 

(ここも不思議です。

人は悪いことをするとそれを隠そうという習性があります。

だから、食べたことを隠そうとするなら口を隠すはずなのに、

何故葉っぱを腰に巻いて隠すのでしょう。)

 

 

「私」という分離。それが、苦しみの始まりでしょうか。

 

 

なぜなら苦しみとは「私について考えている」ことに尽きるからです。

 

 

エデンの園を追放された人が、再び神のもとへつながる道。

その道を探す旅が始まりました。

 

 

「神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、

回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。」

 

 

すべてが一つである、エデンの園(ワンネスの世界)に戻るには

思考ではたどり着くことはできません。

 

 

回る炎のつるぎとは、

私たちの留まることを知らない思考のことでしょうか。

感じ、思い出し、初めにかえりましょう。

 

 

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