「願われている」ことなので

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本田: 私は今回のツアーで初めてイスラエルに行きました。

私は20代の頃からユダヤ人と繋がりがあり、

友人も多くいます。

 

 

でもイスラエルに行ったことはなく、

「イスラエルには行ったか?」と聞かれ、

「まだだ」と言うと、「絶対に行った方がいい」

とユダヤ人の友人から言われていました。

 

 

 死ぬまでに一度は行きたいと思っていたのですが、

遠いし、危ないイメージもあるので、なかなか

行くきっかけがありませんでした。

 

 

そんな折に、舩井さんから誘っていただき、

「これは今が行く時だ」とピンときました。

 

 

何かを求めていたわけではなく、

行かなくてはという衝動です。

なぜ行かなくてはいけなかったのかという

答えはまだわかりませんが、行って帰ってきて、

受け取ったものの理解がじわじわと深まっているような、

熟成中の感じがします。

 

 

 

イスラエルとはきっと、

そういう場所なのではないかと思います。

 

 

 

舩井: 実際に行ってみて、

イスラエルで過ごした時間というのはどういうものでしたか?

 

 

 

本田: 今回のツアーでは、

いろいろと感情が動くことが多くありました。

 独立して70周年というタイミングでイスラエルへ行き、

街は祝福ムードでした。

 

 

ユダヤ人にとってイスラエルの建国は、

2000年の時を経て念願の自分たちの国を持つことが

できた感動的なことであり、

新たなスタートとなった記念すべきことです。

 

 

 

しかし一方で、アラブの人にとっては国が奪われた

という苦痛の始まりでもありました。

 

 

ある人にとっての喜びが、

ある人にとっては不幸の始まりでもあるわけです。

私は双方の立場に立って、

イスラエルの地に立っていました。

 

 

 

 一つは、ユダヤ教の神聖な祈りの場である嘆きの壁。

次にイエスキリストの墓とされる聖墳墓教会。

そして、イスラムの預言者ムハンマドが天に上った

と伝えられる、岩のドームです。

 

 

ここはユダヤ人の祖であるアブラハムが息子イサクを

神の命令で燔祭に捧げようとしてモリヤの丘でもあり、

ダビデ王の息子ソロモンが神殿を築いた場所でもあります。

 

 

だから、ユダヤ人にとってはここに第3神殿を

築くことは長年の悲願です。

 

 

それぞれの地を訪れるたびに、思うところがありました。

例えば岩のドームは、じかに見ると普通のモスクですが、

この岩のドームのために亡くなった方が過去に

何万人といらっしゃいます。

 

 

この建物のためにどれだけの血が流されたのか考えてしまいました。

 

 

 

そして、イエスがゴルゴダの丘まで十字架を背負って

歩いた道と言われるヴィアドロロサに行くと、

どういう気持ちでこの坂を上がっていったのだろうか

と想像しますし、

ヤドヴァシェム(虐殺記念館)行ったときも、

とにかく感情が動かずにはいられませんでした。

 

 

 

 逆に夜は、気分が切り替わって皆さんと

ゆっくりとお話できましたし、

このように大きく感情の揺さぶりを味わえる機会は

普段はあまりありませんので、

今回は私の人生においても大切な旅だったと感じています。

 

 

舩井: ユダヤ人のお知り合いがたくさんいらっしゃる

本田さんですが、ユダヤ民族の秘密がわかったような

ところはありましたか?

 

 

 

本田: ユダヤの方々というのは、すぐに自分たちが

スケープゴートにされるのではないかという恐れのなかで

今も生きています。

 

 

だからいつでも侵略されることのないように、

守ることができるように、常にサバイバルモード

なので憑かれたように勉強するし、

ビジネスも努力を惜しまないし、

国防費もたくさん使うわけです。

 

 

 

そういう意味ではイスラエル国内でも、

国は有るけど、

未だに安心していないように感じました。

 

 

 

街は平和で豊かでホテルもどこもきれいでしたが、

どことなく、私たち日本人が持っていないような

緊張感・・・何かがあったら攻め込まれるといった

感覚で常に張りつめているような印象を受けました。

 

休戦しているが戦時下だという空気です。

 

( つづく )

 

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