じいちゃんが
市民病院から
転院した
シン
〇〇クリニックは
市民病院からは
車で40分ほど
我が家からは
車で10分ほどあれば
行ける距離です
じいちゃんは
車椅子に座って
福祉タクシーで
運んでもらって
私たちは自家用車で
追いかけました
なので
知らない人と
一緒に乗った車で
運ばれた
じいちゃんは
どこへ行くのかも
わからなくて
不安だったん
でしょうね
何しに
こんなに
遠いところへ
来たんだ
わしは帰る
と言って
怒り出しました
けれど
一体どこへ
帰る場所が
あるんだか
ここなぁ
私の家の近く
なんよ
この間までいた
特養の近くだよ
と
言い聞かすと
そうなのか
それを早く言え
と言って
比較的早く
落ち着き
ましたけれど
帰るって
どこへ?
市民病院か?
いやいや
アンタは
市民病院の子と
違うやろ
そもそも
最初に入った
サ高住は市民病院の
すぐそばで
あそこへ
おとなしく
入っておれば
よいものを
家に帰る
家に帰る
と
暴れたので
精神科へ
入れられて
そこで
3年以上
途中では
ごねたりしても
なんとか適応して
楽しく
暮らしていた
じいちゃんが
順番が来たからと
特養に
移ったものの
肺炎から
心不全になり
特養には
夜は看護師が
いないので
たった1ヶ月半で
またもや病院へ
送り返されたような
次第で
まあ
精神科では
心不全に
対応できないので
療養型病院に
移れたのは
幸いでしょう
とはいえ
またもや新しい
場所へ
移ったわけで
なんともはや
出入りの多い
5月6月で
私たちも
落ち着き
ませんでした
さて
移った先の
シン〇〇クリニック
ですが
なんと
じいちゃんが
75歳の時
心臓血管
バイパス手術を
受けた病院で
10年働きました
という
循環器内科医が
いて
院長も
循環器内科医
だそう
診察を受けた後
検査を
待っている間に
ネットで調べて
じいちゃん
今の先生は
△△病院の先生
だったんだって
と言うと
一応
安心したらしい
まあ、結局
病院は器で
診療しているのは
医者という人間な
わけですから
大病院
じゃなくても
いい先生はいるし
大病院にも
あかん先生は
いるわけで
病院の大きさには
こだわって
いませんが
シン〇〇クリニックの
入院患者の定員は
15人と聞いて
ビックリです
よく入れたな
ってか
よく空いてたな
じいちゃんは
お元気
そうですよ
と
みなが口を揃えて
言っていた割に
起居も自力では
ままならない様子で
車椅子への移乗も
ひと騒ぎだったし
どうかすると
寝てばかりいるし
あんまり
元気そうには
見えないのですが
とりあえず
みんなにいろいろ
構って
もらえるので
ご機嫌は
悪くなかったから
安心して
置いて帰りました
翌日から
新聞は届くように
手配はしたし
特養の時のように
穏やかに
過ごしてもらえると
良いのですが
病院なので
持ち物はほとんどなく
パジャマもレンタル
しかも下着付き
利用料も
全部銀行落とし
やっと
手がかからなくなった
のかな?
なお
特養とは
系列が同じなので
ドッグセラピーも
あるそうな
犬は
ばあちゃんの
老健の中で
飼われていて
特養にも来ていた
リハビリもする
っていうし
リフト型の
入浴機械も
あるそうだし
なんたって
去年の9月に
大幅改築して
新装開院
したばかりの
病棟なので
綺麗で明るくて
廊下も広いし
廊下には
エアードックが
置いてあって
変な匂いは
一切しません
抜群の
好環境です
やっぱり
じいちゃんは
運がいいんだな