今朝、
ばあちゃんからの電話に
パパちゃんが出たら、
「じいちゃんが、
『帰る帰る』って
言うばっかりして、
疲れる」
と、訴えたそうな。
私がトイレに
入っている間のことでした。
「しょうこは?」
と、ばあちゃんが訊くので、
「トイレからは
帰ってきたが、
倒れた」
「じいちゃんの、
帰る帰るの話で、
しょうこは倒れる」
と、言ってました。
ばあちゃんは、じいちゃんと
電話を替わったようで、
パパちゃんは、結局、
「どんなに
帰る帰るって言っても、
帰って暮らすことなんか
できないから」
と、言うほかはなく、
最終的には
電話をブチ切りました。
私が、
「『帰る帰る』の
一点張りで、
まるでカエルだわね」
と、言うと、
「偉そうに 偉そうに
しとるから、あれは、
殿様ガエルじゃな」
と、パパちゃん。
二人で
大笑いしました。
殿様は殿様でも
バカ殿様
なのでは?
というわけで、
思い浮かんだのは、
志村けん演ずる殿様が
「帰る、帰る」
としゃべり続ける図。
うっせぇわ!
ホントに。
で、今日は、
大学病院へ連れて行く日で、
ばあちゃんに会いました。
そしたらね、
ばあちゃんは、
今朝あったことをすっかり
忘れ去っていました。
私ね、
言いました。
「ばあちゃんは、
『わからんさんになった』
って、嘆くけどさ」
「ばあちゃんには、
『いやなことを
すぐに忘れる』
という、便利な機能が
追加されたん
じゃないの?」
「これってさ、
ある意味、
神様からの
贈り物かもよ?」
「新しい機能が
搭載されて、
最強バージョンに
なったんじゃね?」
ばあちゃんも、
「そうかもしれん」
と、言いました。
「あんまり
『わからんさんになった』
って、
文句ばっかり言ってると、
罰が当たるよ」
「せっかく、
ええモノ貰ったんだから
有難いと思わんと」
「ホンマじゃ〜〜」
と、ばあちゃん。
またも二人で大笑い。
ばあちゃんと話していると、
本当に、
癒やされました。
サ高住まで
連れて帰りましたが、
お部屋までは行かずに
帰りました。
ばあちゃんも、
「しんどかったら、
無理してじいちゃんに
会わんでもええ」
と、優しく
言ってくれました。
今朝は、
包括支援センターに
電話しました。
なんと、ケアマネは、
今までのいきさつを
全く報告して
なかったそうです。
どこまでも
無能なケアマネを
解雇したいがために
区分変更をかけようとしたが、
ケアマネが無能すぎて、
区分変更を
本人に蹴られました、
ということも報告し、
この先の事を相談しました。
「今週中に、
突撃訪問して、
様子を見てきます」と、
おっしゃっていただきました。
心強かったです。