恐ろしい回でした

 

 

 

 

まずは

今回、義懐が

 

「花山天皇が

もうやめにしたいって

言ってる」

 

などとほざいていた

 

「陣の定(ジンノサダメ)」

について

 

とっても詳しく

説明してあるのが

こちら↓

 

 

ここには、

私が知りたいことが

過不足なく

網羅されていました

 

権中納言さま

ありがとう存じます

 

 

 

 

 

 

 

兼家が

倒れました

 

これ、

倒れたこと自体も

もしや、

演技ではあるまいか

 

という

展開になっており

 

途中からは

おいおい

と思った

のでは

ありますが・・・

 

 

 

 

兼家が

亡くなるような

そういうことであれば

道長くん家の未来は

本当に暗いです

 

懐仁親王だとて

即位は難しかろう

 

なぜなら

長男の道隆ですら

あの陣の定には

いないのですから

 

道隆は

ちょっと前の

義懐と

大差ない立場なのです

 

兼家に死なれては

二進も三進も

いきませぬ

 

 

 

ただ

これから始まる

大ドンデンは

おそらく

 

兼家の意を汲んだ

安倍晴明が描いた

シナリオ通りに

 

道兼が

コマとなって

動いて

実現されるのでしょう

 

 

 

 

 

さて、ここで

安倍晴明とは何者か

をしえてもらいましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あべの弓弦が

あべの萬斎になって

最後に

あべのサンタマリア

になった」

 

という名言を

Xで見ましたが

 

うまいこと言い過ぎです

 

 

陰陽道は

人の心の弱みに

つけ込んで

たくみに人を操る

危険なものだ

と思います

 

平安時代の人たちのうち

大半は

信じていたかもですが

 

全部嘘っぱちだと

物事が

見えている人もいて

 

結局

そういう

現実的な人が

勝ち組になったのだと

思います

 

 

心理学的要素に

行動学的考察を加え

それなりに

予測すれば

 

他人を

コントロール

することは

存外

可能なことかと

 

 

 

 

 

憑座(よりまし)が

忯子だと名乗り、

成仏できていないと

花山天皇に刷り込み

心弱らせて

 

そばに侍っている

道兼に

謀られて云々

 

次回以降のこと

ではありますが

 

 

 

いくら

蔵人だからって

花山天皇は

 

大嫌いなはずの

右大臣の息子である

道兼を

 

何ゆえ

おそば近くに

置いていたのか

 

ここは

誰しもが

不思議に思うところ

だったの

ですけれども

 

脚本家さんが

腑に落ちる答えを

用意して

くださったことは

 

誠にもって

ありがたき幸せ

 

なるほど

ああいう展開は

スッと腹に入って

心地よい

 

ちょっと

現代風でもあるけれど

私らは

現代人だしね

 

 

 

 

関白と左右大臣が

呪詛して

 

腹の子もろとも

弘徽殿女御の忯子が

死んでしまう

 

死んだ忯子が

右大臣兼家に

祟る

 

「右大臣は

死ねばいい」

 

と、

あろうことか

花山天皇自身が口走る

 

綸言汗の如し

 

一旦口から出た

天皇の言葉は

汗とおんなじで

元に戻すことは

できません

 

神に等しい

天皇ともあろう者が

「死ね」とか

言っては

いけませんが

 

もう

言っちゃったもんね

 

人を呪わば

穴二つ

 

花山天皇には

恐ろしい因果が

生じてしまいました

 

 

 

 

さて

政に疎い為時は

兼家・道兼父子に

まんまと嵌められて

 

挙句に、道兼が

為時の家まで

やって来るという

大惨事

 

 

 

しかし、みなさま、

もう

お気づきでしょう

 

まひろさんは

道兼を

呪詛したのですよね

 

道兼に殺された

お母上の琵琶を

 

殺した

道兼の面前で

奏でて

聴かせたのですが

 

あれは

何食わぬ顔をして

しれっと

 

道兼に

呪いをかけたのです

 

あの琵琶は

まひろにとって

母そのもの

 

そこから出る音を

道兼に

浴びせたのですよ

 

為時お父ちゃんは

気づかなかったように

思いましたけれど

 

私は

背筋が

凍りましたわ

 

 

 

 

つまり

二つ目の穴は

 

花山天皇には

出家という応報が

待っているのですけれど

 

 

為時一家には

どんな応報が

待っているんでしょうね

 

 

あな

恐ろしや

恐ろしや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで

官位が低すぎるから

婿にするのはどうも

気がすすまない

と言われている

三郎ですが

 

 

雲居の雁の乳母に

官位が低すぎると

馬鹿にされていた

夕霧みたいですね