天地創造 2 創造の6日間 | 聖書研究ブログ

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聖書はキリストを証しています(ヨハネ5:39)。キリストを知らなければ神を知ることはできません。そして、復活されたキリストは、まもなく再臨されることになっています。天で審判が行われています。死んで眠っている人も生きている人も、永遠の生か死に分けられています。

第二日目―創世記1:6-8 天(空)の創造


6 神はまたわれた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。
7 そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。
8 神はそのおおぞらをと名づけられた。夕となり、また朝となった第二日である。


第三日目―創世記1:9-13 陸、青草、果樹の創造

9 神はまたわれた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。
10 神はそのかわいた地をと名づけ、水の集まった所をと名づけられた。神は見て、良しとされた
11 神はまたわれた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。
12 地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた
13 夕となり、また朝となった第三日である。


第四日目―創世記1:14-19 月、星、太陽、昼と夜の創造

14 神はまたわれた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、
15 天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。
16 神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、またを造られた。
17 神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、
18 昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神は見て、良しとされた
19 夕となり、また朝となった。第四日である



第五日目―創世記1:20-23海の獣、空の生き物の創造


20 神はまたわれた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。
21 神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた
22 神はこれらを祝福してわれた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。
23 夕となり、また朝となった。第五日である


第六日目―創世記1:24-31 地の生き物、家畜、這うもの、地の獣と人の創造


24 神はまたわれた、「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。そのようになった。
25 神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた
26 神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。
27 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
28 神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。
29 神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。
30 また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。
31
神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。



■注解



 『地球が創造主のみ手によって作られた時、それは非常に美しかった。その表面には、山や丘があって変化に富み、きれいな川や美しい湖水が、ここかしこにあった。しかし、山や丘は、現在のように、険しく、荒けずりでなく、恐ろしい絶壁や裂け目などはなかった。地球の骨組みをなす岩かどは、肥沃な土地におおわれて、いたるところで、緑の草木が繁茂していた。気味の悪い沼や、不毛の砂漠はどこにもなかった。どちらを向いても、優雅な潅木や優美な花が視線をとらえた。丘は、今はえているどんな木よりも堂々とした樹木で飾られていた。空気は、臭気で汚染されておらず、清らかで健康的であった。周りの景色は、どんな立派な宮殿の飾り立てられた庭園よりも、はるかに美しかった。天使の群れは、その光景を眺めて感激し、神のすばらしいみわざに歓喜の声をあげた。』(人類のあけぼの上、17-18)


2.創世記1:26―知的生命体の家族―無限の愛―それは何と偉大なことか!

 『神は天国を拡大するために世界を造られた。彼は造られた知的生命体の家族がますます繁栄することをお望みになる。』(原稿78、1901年)


3.創世記1:27―神のみかたちの回復

 『聖書全体のあらゆるテーマの中で、その一大中心となるべきテーマは、救済の計画すなわち人の魂の中に神のみかたちを回復することである。』(教育134)


 創造のみかたちの回復

 『人類を創造された神のお目的が実現されるように、人に創造主のみかたちを回復し、人を創造当初の完全な姿にもどし、知、徳、体の発達を促すこと、これが救済の働きとなるべきであった。これが真の教育の目的であり、人生の大目的である。』(教育5)


4.創世記1:26,27-人は地を治める

 『地球が、数多くの動物と植物で満たされてから、創造主のみわざの冠であり、この美しい地球に住むのにふさわしい人間が、活動の舞台に上ってきた。人間は、見渡す限りのものを統治する支配権が与えられた。「神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに・・・・すべてのものを治めさせよう」「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。 (創世記1:26,27)。ここに人類の起源が明瞭に述べられている。聖書の記録は、誤った結論を出す余地がないほど明白である。神はご自分のかたちに人間を創造された。そこにはあいまいさがない。動物や植物などの下等な生命形態から、次第に発達の段階をたどって、人間は進化したのだと創造する余地は全くない。こうした考え方は、創造主の偉大なわざを、人間的な狭い、地上的な考え方のレベルに引き下げる。人間は、宇宙の王座から神を追い出そうと努める結果、人間自身の品位を低め、人間の崇高な起源を見失っている。星空を高く据え、野の花を巧みに飾りとみ力の奇跡によって、驚くべきものを天地の間にみたされたおかたは、その輝かしいみわざの最後を飾るにあたって、人間をこの美しい世界の統治者としておたてになったが、それは生命の付与者のわざに恥じないものであった。霊感によって与えられた人類の系図は、その起源を、細菌、軟体動物、四足獣などの進化の後をたどるのでなくて、偉大な創造主に帰着させる。アダムは、土のちりから造られたが、「神の子」としてであった(ルカ3:38)。

 アダムは、神の代表として、彼より低い動物の上におかれた。動物は神の主権を理解することも認めることもできないが、人を愛し、人に仕える能力を授けられた。詩篇記者は、「これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました。・・・・・・野の獣、 空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも」(詩篇8:6-8)。』(人類のあけぼの上巻8)



アーメン!!


(3へ続く)