肉男です
今でこそ普通に耳にするセリフに
「心が折れる」という表現がありますが
そもそもこのセリフが一般に膾炙されるようなった嚆矢は、今を遡る事およそ四半世紀前、
かのミスター女子プロレス神取忍が当時ジャパン女子プロのエースだったジャッキー佐藤と行ったセメントマッチの際放った名言である。
『フォールでも、KOでも、ギブ・アップでもそれだけでは勝ったことにはならない。もう勝てない。怖くて怖くて仕方がない。そういう状態に追い込んでこそ完全に勝った』ことになるんだと。
それが件の「心を折る」
という表現に繋がってるのである。
実際この試合で潰されたジャッキー佐藤はそのまま引退してしまったのでこの言葉の凄みが解ろうというものである。
しか~し、全国の受験生諸君!
こんな適当なオッサンの話に納得しているようでは春の桜は散ってしまうことでしょう
「心折れる」という表現は古典的日本語であり「相手の誠意に接して自分の気持ちを曲げる」という意味なので、万が一試験に出ても決して「相手をフルボッコにして叩きのめす事」などと答えてはいけません
by 肉男