一條流二十五代目術師 一条誠志郎さんのプロフィールページ

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簡単『体調チェック』


今回は、古代中国より伝わる『五術( 命·卜·相·医·山 )』の「医」である『漢方(中国医学)』による「五行( 木·火·土·金·水 )」の活用方法を用いて弱っている臓器を診断する方法を解説します。



『五行説』

五行説とは、万物を「木(もく)」・「火(ひ/か)」・「土(つち/ど)」・「金(かね/きん)」・「水(みず/すい)」の5つの要素にCategarize(カテゴライズ=範疇化)し、それらの関係を説いた理論です。


この5つは、お互いに支配したりされたりして絶妙のバランスを保っており、その中でも代表的な関係が『相生(そうしょう)』と『相剋(そうこく)』です。



『相生と相剋』

『相生』とは、相手を生み育てる関係の事で、木が燃えて火がおき、火からできる灰が土を肥やし、土から鉱物(金)が生まれ、鉱脈から水が湧き出て、その水は木を育てるという 木 → 火 → 土 → 金 → 水 という循環の関係を持っています。


『相剋』とは、相手を抑制する関係の事で、木は土から養分を吸収し、土は土手として水の氾濫を抑え、水は火を消し、火は金を溶かし、金属でできた刃物は木を切り倒すという「相生」の流れにおいて一つ飛ばした 木 → 土 → 水 → 火 → 金 という順に関係しています。

働きの弱まったものは相生関係で励まされ、強すぎるものは相剋関係でなだめられて、循環のコントロールが成されています。


木を例にとりますと、水に励まされながら火を鼓舞し、金に牽制されながら土に干渉しています。

この様に、通常は強過ぎる事も弱過ぎる事もなく、他の4つも同様にしてバランスが保持されています。



『漢方(中国医学)』では、「五行説」を人体の生理や機能に当て嵌めて応用して来ました。


『五臓』

「五臓」と聞くと西洋医学でいう肝臓や心臓などの5つの臓器そのものを連想しがちなのですが、漢方(中国医学)における「五臓」とは、臓器そのものとは微妙に異なっており、人体の働きを臓器の「機能」を中心に「役割」や「部位」で、ざっくりと、「肝(かん)」・「心(しん)」・「脾(ひ)」・「肺(はい)」・「腎(じん)」の5つに分けたものを『五行( 木・火・土・金・水 )』に対応させたもので、その臓器の機能よりも幅広い機能を指す概念となっています。


例えば五臓の『肝』は肝臓の他に自律神経系まで含めた概念となっています。

これは杉田玄白らがオランダの解剖書を翻訳する際に、臓器の名前に漢方の用語を当て嵌めた為に生じたものです。

また、五腑の 胆・小腸・胃・大腸・膀胱 は、五臓の働きを補佐する器官と位置付けられています。





『五行と五臓五腑』


 五行      五臓    五腑

木(もく)タイプ  肝(かん)  胆(たん)

火(か)タイプ   心(しん)  小腸(しょうちょう)

土(ど)タイプ   脾(ひ)   胃(い)

金(こん)タイプ  肺(はい)  大腸(だいちょう)

水(すい)タイプ  腎(じん)  膀胱(ぼうこう)



『肝』「胆」

○循環・代謝・発散・排泄・解毒などを調整する役割

○感情を調整する役割

○血液を貯蔵する役割

気血がスムーズに動く様に調節する機能を指します。

西洋医学でいう肝臓の働きも含んでいますが、感情や自律神経とも関係し、ストレスによる影響を受け易いものです。

木タイプは、肝臓や胆嚢だけでなく、爪や目、涙、筋腱なども分類されます。


『心』「小腸」

○血液循環と拍動を調整する役割

○脳(大脳皮質·高次中枢)や精神活動を調整する役割

心臓と同じ働きをもつ他、大脳にかかわる精神活動(意識、思考、睡眠など)を支えています。

体の働き全体を統括する司令塔の役割を担っています。

火タイプは、心臓や小腸だけでなく、顔面や舌、汗、脈なども分類されます。


『脾』「胃」

○消化吸収を調整する役割

○血液が漏れ出ない様に統率(統血)する役割

消化吸収を通して生命力を補充する働きを司ります。

栄養を運び、エネルギー源となる器官です。

西洋医学でいう膵臓や消化器官と関係しています。

土タイプは、脾臓や胃だけでなく、筋肉や四肢、口、唇、涎なども分類されます。


『肺』「大腸」

○呼吸を調整する役割

○水分循環を調整する役割

○防衛機能を調整する役割

呼吸の調節機能の他、皮膚、免疫機能、などとも関わりがあり、体を取り巻くバリアーの様な働きを持っています。

金タイプは、肺や大腸だけでなく、皮膚や体毛、鼻、咽喉、気管支、音声なども分類されます。


『腎』「膀胱」

○生命力を貯蔵する役割

○生殖や成長発育、老化をする役割

○水分代謝を調節する役割

腎臓と同じく水分代謝の働きを担う他、成長・発育・生殖などにも関連するので、副腎や生殖器などの働きも含まれています。

水タイプは、腎臓や膀胱だけでなく、脳や骨、骨髄、耳、泌尿生殖器、肛門、毛髪、唾なども分類されます。





★体調チェック★


日頃から自分の身体の顔色、体臭、感情、性格、味覚など一見病気とはなんら関係ない様な変化に気付いた事を『五行説』の理論を使って分析し、今どの器官が疲れているのか、或はは病んでいるのか推測して行きます。


自分がどのタイプに当て嵌まるか、健康の目安として日常生活に役立てて下さい。



◎チェック項目① 五色(ごしき)

五行の五色に対応させた顔色(かおいろ)の事です。

顔色や目の周辺(主に目と眉の間)の色を見る事で、五臓のどこが疲れているのか、病んでいるのかが判ります。


木タイプ   青

神経質で怒りっぽい方は目の辺りに青筋が出易く、「肝」が低下し易くなる。


火タイプ   赤

赤ら顔は「心」が衰弱しており、高血圧や循環器障害のある方が多い。


土タイプ   黃

顔色や手足が黄色っぽいのは「脾」が衰弱していて、消化器の病気の方に多い。


金タイプ   白

かさついた色白の肌は「肺」が低下しており、結核など肺の病気の方が多い。


水タイプ   黒

顔色がどす黒くなるのは「腎」の衰弱に起因し、透析が長いと現れ易くなる。



◎チェック項目② 五竅(ごきょう)

五行に対応させた五感の機能

五感の機能低下からも五臓の疲れを知る事が出来ます。


木タイプ   目

目の機能の低下は「肝」の疲れです。


火タイプ   舌

味覚異常や舌の炎症は「心」の疲れです。


土タイプ   口

口は唇(くちびる)の事で唇が白っぽくて艶がなくなるのは「脾」が疲れています。


金タイプ   鼻

嗅覚が低下したり、鼻の炎症は「肺」の疲れです。


水タイプ   耳

耳が遠くなったり、耳鳴りがすれば「腎」の疲れです。



◎チェック項目③ 五液(ごえき)

五行に体液を対応させた体液

体液から五臓の状態を推測します。


木タイプ   涙(るい/なみだ)

涙もろくなったり涙がよく出るのは、「肝」の疲れです。


火タイプ   汗(かん/あせ)

運動せずに汗をかくのは、「心」の衰弱です。


土タイプ   涎(せん/よだれ)

よだれがよく出る様になるのは、「脾」の衰弱です。


金タイプ   涕(てい/はなみず)

はなみずがよく出るのは、鼻の衰弱で、「肺」の疲れです。


水タイプ   唾(だ/つば)

口に沢山のつばが溜まる時は、「腎」の衰弱です。



◎チェック項目④ 五香(ごか)

五行に対応させた体臭

五臓の状態は体臭や口臭からも判断が出来ます。


木タイプ   臊(そう)

顔が油っぽく、獣肉の様な生臭さがすれば「肝」の異常です。


火タイプ   焦(しょう)

焦げ臭い臭いがすれば、「心」の異常です。


土タイプ   香(こう)

香ばしい甘い臭いがすれば、「脾」の異常です。


金タイプ   腥(せい)

魚の様な生臭い臭いがすれば、「肺」の異常です。


水タイプ   腐(ふ)

腐った様な臭いがすれば、「腎」の異常です。



◎チェック項目⑤ 五志(ごし)

五行に対応させた感情や性格

五臓の異常は人の感情や性格からも推測が出来ます。


木タイプ   怒(ど)

怒りっぽい人は気が上昇して「肝」が損なわれます。


火タイプ   喜(き)/笑(しょう)

大声で笑う(喜ぶ)人は、喜び過ぎて気が緩み、「心」が損なわれます。


土タイプ   思(し)/慮(りょ)

思い考え過ぎると、気が固まって「脾」が損なわれます。


金タイプ   悲(ひ)/憂(ゆう)

悲しみや憂いは、気が消えて、「肺」が損なわれます。


水タイプ   恐(きょう)/驚(きょう)

恐れや驚きは、気が低下して「腎」が損なわれます。



◎チェック項目⑥ 五主(ごしゅ)

五行に対応させた体の部分

五主は五臓から栄養する体の部分を指します。


木タイプ   筋(きん)/健(けん)

「肝」が弱いと筋肉の痙攣がよく起こります。


火タイプ   血脈(けつみゃく)

「心」が弱いと血液の流れが悪くなり、心臓病や心筋梗塞になります。


土タイプ   肌肉(きにく)

「脾」が弱いと肌肉(脂肪層)に栄養が届かず、痩せ細り、しわも増えます。


金タイプ   皮毛(ひもう)

「肺」が弱いと、皮毛(皮膚)に異常が起きて、肌が荒れ易くなります。


水タイプ   骨(こつ)/髄(ずい)

「腎」が弱いと歯や骨が弱くなり、腰痛や骨折を起し易くなります。



◎チェック項目⑦ 五労(ごろう)

五行に対応させた身体の状態

長時間同じ状態を続けると手足だけではなく、臓器にも負担がかかります。


木タイプ   行(ぎょう)

長時間歩き(動き)続けると「肝」に負担をかけます。


火タイプ   視(し)

長時間目を酷使すると血液の流れが悪くなり「心」に負担をかけます。


土タイプ   坐(ざ)

長時間座り続けると「脾」に負担をかけます。


金タイプ   臥(が)

寝たきりになると「肺」に負担をかけます。


水タイプ   立(りつ)

立ち続けていると「腎」に負担をかけます。



◎チェック項目⑧ 五悪(ごあく)

五行に対応させた気候

五臓が衰弱している時は、其々が嫌う気候や自然環境があります。


木タイプ   風(ふう)

「肝」の弱い人は、風(春風)に当たり過ぎない様に注意が必要です。


火タイプ   熱(ねつ)

「心」の弱い人は、夏の暑さに注意が必要です。


土タイプ   湿(しつ)

「脾」の弱い人は、湿気や梅雨に注意が必要です。


金タイプ   燥(そう)

「肺」の弱い人は、秋の乾燥した気候に注意が必要です。


水タイプ   寒(かん)

「腎」の弱い人は、冬の冷えに油断しない様に注意が必要です。



◎チェック項目⑨ 五変(ごへん)

五行に対応させた病変の発現状態

五臓の損傷により身体にあらわれる変化の事です。


木タイプ   握(あく) 握る

「肝」が損傷されると拳(こぶし)を強く握る様になります。


火タイプ   憂(ゆう) 譫言(うわごと)

「心」が損傷されると譫言を言う様になります。


土タイプ   吃(きつ) 吃逆(しゃっくり)

「脾」が損傷されると吃逆がよく出る様になります。


金タイプ   咳(がい) 咳(せき)

「肺」が損傷されると咳がよく出る様になります。


水タイプ   慄(りつ) 慄(ふる)え

「腎」が損傷されるとよく慄える様になります。



◎チェック項目⑩ 五味(ごみ)/五禁(ごきん)

五行に対応させた味覚

五味は単なる味覚だけではなく、食物を5つに分類して応用する事で、五臓の其々を癒す事が出来ます。


木タイプ   酸(さん) 酸っぱい

「肝」が弱っている時は酸味を求めます。


火タイプ   苦(く)  苦(にが)い

「心」が弱っている時は苦味を求めます。


土タイプ   甘(かん) 甘(あま)い

「脾」が弱っている時は甘味を求めます。


金タイプ   辛(しん) 辛(から)い

「肺」が弱っている時は辛味を求めます。


水タイプ   鹹(かん) 塩っからい

「腎」が弱っている時は塩からい味を求めます。




以上の10項目をチェックし、木タイプに該当する項目が多くても必ずしも「肝臓」が病んでいるというものではありません。


漢方には『未病』という考え方があり、発病には至らな

いものの軽い症状がある状態を未病といいます。

木タイプに該当する項目が多い方は、『肝』が疲れていたりしますので、今の生活を続けていると将来的に「肝」の病気になる可能性が高いという事が判るのです。


五臓六腑の全ては繋っているという考えが根本にあり、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方です。 最近の医療では外来や検診で様々な検査が出来る様になり、特に自覚症状がないにもかかわらず検査値異常を指摘される事がよくあります。



気になる項目があれば自分自身の生活習慣を見直す時の参考にして健康に役立てましょう。





五行の医術への応用

『働きと食物』

漢方の食養で、現代の栄養学に匹敵します。



「五行」に対応させた『食物』


     五穀(ごこく)      五菜(ごさい)

     主食である穀物     野菜

木タイプ 麦(むぎ)     青麦 韮(きょう/にら)

火タイプ 黍/稷(きび)    赤黍 薤(がい/らっきょう)

土タイプ 稗(ひえ)/粟(あわ) 黄粟 葵(き/あおい)

金タイプ 稲(いね)/米(こめ) 白米 葱(そう/ねぎ)

水タイプ 豆(まめ)     黒豆 糵(かく/もやし)


     五畜(ごちく)      五果(ごか)

     畜肉果物

木タイプ 鶏(けい/とり)      李(り/すもも)

火タイプ 羊(よう/ひつじ)     杏(きょう/あんず)

土タイプ 牛(ぎゅう/うし)     棗(そう/なつめ)

金タイプ 馬(ば/うま)       桃(とう/もも)

水タイプ 豕/豚(し/ぶた)      栗(りつ/くり)

『五禁(ごきん)』


五行の相剋関係に対応させた「五味」

漢方では、五味を相剋関係により五禁として、味の取り過ぎを禁じました。



『酸 (さん)』

土タイプの「脾」が弱っている人は、『木剋土』により、

木タイプの「酸」である酸っぱいものをとり過ぎてはいけない。

筋肉や内臓を引き締める収斂作用作がある

酢・トマト・ミカン・レモン・リンゴ・ウメ・スモモ・ビワ・モモ・キンカン・ブリ・苺・キウイ・梅など

「脾」を良くしたければ、黄色い粟を食べると良い。味は甘いものである。


『苦(く)』

苦い食物

金タイプの「肺」が弱っている人は、『火剋金』により、

火タイプの「苦」である苦いものをとり過ぎてはいけない。

体内の余分な熱や水分を除去し、炎症を抑えたり、物を固める作用がある

レタス・クワイ・ミョウガ・シュンギク・ギンナン・ウド・フキ・杏・コーヒー・緑茶など

「肺」を強くしたければ白米を採る。白い野菜や辛いものは肺に良い。


『甘(かん)』

甘い食物

土タイプの「腎」が弱っている人は、『土剋水』により、

水タイプの「甘」である甘いものをとり過ぎてはいけない。

血を補ったり、筋肉の緊張を緩めて痛みを取り除いたりする滋養強壮にも働く作用がある

砂糖・ホウレンソウ・ハクサイ・ゴボウ・キュウリ・ナス・タケノコ・セロリ・バナナ・スイカ・柿・小麦・ハモ・牡蠣・コンニャク・豆腐・キャベツ・ジャガイモ・サツマイモ・ヤマノイモ・レンコン・トウモロコシ・エンドウマメ・カツオ・カレイ・ウナギ・タイ・卵・ソバ・シイタケ・牛乳・大豆・ゴマ・カボチャ・アジ・マグロ・サケ・エビ・牛肉・鶏肉・米・サクランボ・椎茸・ブロッコリー・卵など

「腎」を強くしたければ、黒豆が最も良い。

それから十分な水分補給を採るということになる。

また酸味がある食べ物を食べるとよい。

酸味や酢を嫌う人は腎臓が悪くなりやすい。


『辛(しん)』

辛い食物

金タイプの「肝」が弱っている人は、『金剋木』により、

木タイプの「辛」である辛いものをとり過ぎてはいけない。

停滞していた「気」と「血」の流れをよくし、風邪のとき発汗を促す発散作用がある

トウガラシ・サンショウ・コショウ・サトイモ・アブラナ・ニンジン・シソ・パセリ・ネギ・タマネギ・大根・ショウガ・ニンニクなど

「肝」を良くするのは麦や青いものを食べると良い。

気が弱い現代の若者は、辛い刺激で満足しようとするのと、気力を強めようとしているのである。


『鹹(かん)』

塩辛い食物

水タイプの「心」が弱っている人は、『水剋火』により、

火タイプの「鹹」である塩辛いものをとり過ぎてはいけない。

固まったものを緩和させる作用があり、便秘などに効果的 な物を軟らげる働きがある

塩・アサリ・シジミ・ハマグリ・コンブ・ヒジキ・ノリ・カニ・アシタバ・オオムギ・アワビ・クラゲ・クリ・ワカメ・イカなど

「心」を強くしたければ、赤いキビが良い。ニガ瓜など苦い物を食べるとよい。



五穀米を食べるとか、十穀米を食べるとは、全身の内臓全体のバランスを良くしようという事で、気力を充実させ体調を整える食事療法の一つなのです。



『肝』

□ イライラし易い

□ 脚がつり易い・痺れ易い

□ 情緒不安定になり易い

□ 脚の静脈が目立つ

□ 不眠・よく夢を見る 

□ 胸や脇が張って苦しい

□ 朝の寝起きが悪くだるい 

□ お腹が張り、よくガスが出る

□ 物忘れし易い

□ 口が苦く感じる

□ 頭痛持ちである

□ 食欲にムラがある

□ めまい・立ちくらみし易い

□ 生理周期が不順

□ 肩が凝り易い

□ 生理前に胸が張り易い

□ 目が疲れ易い

□ 生理痛がある

□ かすみ目・視力の低下 

□ 下痢と便秘をくり返す

□ 爪がもろく割れ易い

□ 酸っぱいものが欲しくなる

□ 気候の変化に弱い

□ 春先に体調が崩れ易い


『心』

□ 動悸・息切れし易い

□不安感や焦燥感が強い

□ 脈が乱れ易い

□胸のあたりがハラハラする

□ 胸苦しい・胸の圧迫感

□カーッとなり易い(ヒステリー気質)

□ 胸のあたりに鈍痛がある

□異常に汗をかき易い·冷や汗

□ 胸がドキドキする(不整脈)

□ 舌がまわり難い·言葉が上手く話せない

□ 不眠・よく夢を見る

□ 舌が爛れ易い(舌炎·潰瘍)

□ すぐ目が覚める

□ 舌先がしみてヒリヒリする

□ もの忘れし易い

□ 舌先が赤い

□ 頭がボーッとする 

□ 舌を出すと真っすぐ出ない・曲がる

□ のぼせ易い

□ 苦いものが欲しくなる

□ 頭がふらつく 

□ 暑さに弱い

□ 顔が赤くなり易い(顔面紅潮)

□ 夏に体調が崩れ易い


『脾』

□ 食欲がない

□ 疲れ易い

□ 消化し難い

□ 気力が出ない

□ 食後に胃が張る

□ 顔色が悪い(黄色い)

□ 胃が重だるい 

□ 疲れると甘いものが欲しくなる

□ 胃がもたれ易い

□ 痩せ易い·食べても太れない

□ ムカつきや吐き気がある

□ 思い悩みやすい·思い込みが強い

□ 胃下垂である

□ むくみ易い

□ 涎がよく出る

□ 出血し易い(少量·だらだら出血)

□ 口の中がねばる

□ 内臓が下垂し易い(脱肛·子宮下垂)

□ 味が分からない 

□ 水分を取りすぎると体調が悪くなる

□ 唇や口の周りがよく荒れる

□ 湿気に弱い

□ 軟便になり易い·下痢傾向

□ 天気が悪くなると身体がしんどい

□ お腹が冷え易い

□ 梅雨や湿度の高い夏に体調が崩れ易い


『肺』

□ 風邪をひき易い

□ 呼吸が苦しい(呼吸困難·喘息)

□ 感染症にかかり易い

□ 色白である

□ くしゃみ

□ 肌が薄く弱い·敏感肌

□ 鼻水·鼻づまり

□ 肌が乾燥し易い

□ 痰がよく出る·痰がからむ

□ 肌荒れし易い

□ アレルギー性鼻炎(花粉症)

□ 蕁麻疹になり易い·アトピー性皮膚炎

□ 鼻の中が乾燥し易い 

□ 汗をかき難い

□ 喉が乾燥し易い

□ むくみ

□ のどが痒い 

□ 便秘になり易い(腸内環境が悪い)

□ 声がかれやすい 

□ 辛いものを欲する

□ 咳が出易い

□ 乾燥に弱い

□ 息が吐き難い·呼吸が弱い

□ 秋に体調を崩し易い


『腎』

□ 疲れ易い

□ 歯が弱い・グラグラする

□ 体がだるく力がない

□ 骨が脆い

□ 免疫力が弱い 

□ 頻尿になり易い

□ 身体が冷え易い

□ 夜間に何回もトイレに起きる

□ 顔色が黒い(どす黒い)

□ 残尿感がある

□ 髪の毛が抜け易い

□ 膀胱炎になり易い

□ 白髪が多い 

□ 尿が出にくい·尿がもれる(排尿不順)

□ 耳が聞こえ難い

□ 精力の減退

□ 耳鳴りがする 

□ 性機能の低下(不妊症)

□ 物忘れし易い 

□ 成長発育が遅い

□ 息が吸い難い

□ 恐がり易い

□ 腰が弱い・だるい・腰痛

□ 寒さに弱い

□ 脚や膝が弱い・膝が痛い

□ 冬に体調を崩し易い