皆さん宿題や塾、テストで取り組んだ問題をしっかり復習されていますか。
学力が伸び悩んでいる子ほどやり直しをしっかりしていない子は多いのではないでしょうか。
やり直しと言っても子どもによってやり方は様々ありますが今回は塾で行わせているやり直しの方法をご紹介します。
ただこれは6年受験生に対してです。
受験問題を解けるようになるには練習量が多くなります。
その為必ず3回はやり直しをするように指示を出しています。
勿論3回で出来るようになるとは限らないので最適3回です。人によっては5回、10回と繰り返し行わなければならないかもです。
さてやり直しの基本ルールです。
①式は必ず書く!
式は計算をする為の筆算ではなく答えを導き出す為の式です。
その答えをどのように解いたかその式から分かるように書きます。
答えまでの道筋をしっかり覚え、途中の考え方を繰り返し書いて覚えていく必要があります。
筆算の計算は別の場所に書くか別の紙に書いても構いません。
②図や絵を書く。
問題によっては線分図、面積図など問題を整理する為に図に表して解いていく方が速く解けます。
これらの図もいざ書こうと思っても中々問題文の内容に沿った図が書けるかと言うと中々書けておりません。
正しい図を自分で書けるようにならないと問題自体が解けなくなります。
③式の数に単位を必ず書く。
速さや割合、体積、面積などこれらの問題で間違う多くのポイントは単位変換や単位揃えてない状態での計算、出した数字が何の量なのか。
単位が書いてないと途中でわからなくなったり、忘れてしまい不正解になる事が多々あります。
普段から単位を書く習慣を身につけ、ミスを減らす為の訓練です。
④間違えやすいポイントや暗記するべき公式なども書き込み。
間違える要因には様々ありますが計算ミスではなく解き方が分からなかった場合、公式やその問題の解き方のポイントを覚えていない事が多いです。
その事を繰り返し書くことにより覚えるべき内容を何度も確認させて身につけていきます。
この4点を基本に行わせています。
小学生の時にこれらの事が出来るようになれば中学生になってからも各単元の復習もしっかり出来るようになっているはずです。
もちろん中学受験で必要な知識、方法を身に付ける為の方法ですが、中学以降にも役立つスキルになるはずです。
すぐには出来るようになりませんが根気強くやらせてみてください。
最後に塾生のやり直しをご紹介します。
ご参考にしてみてください。
当塾ではこのようにしっかり個人でやり直し、時直しが出来るように指導しております。
基本をしっかり身につけて、その上に応用力がついていきます。
基本とは問題でもありますが学習法にも同じ事が言えると思います。
出来る事を一つでも増やし子ども達の成長を促しております。
塾選びの参考にして頂けたらと思います。