小学生の塾へのすゝめ① | 福岡市早良区小学生専門塾 正伸塾 講師の独り言

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これまで京都にて中学受験を専門に指導してきました。地元福岡に戻り小学生専門の塾を開講しました。これまでの経験や日々考えていることを書いていこうと思います。
多くのご意見があると思いますので、皆様のご意見もお聞かせいただけたらと思います。

職業柄小学生専門塾の講師をしておりますのでいかに小学生の学習が重要で今後の進路に影響を及ぼすかを今後ちょくちょく書いていこうかと思います。

第1回は小学生と中学生が習う問題についてです。

一般的に中学校で習うことといえば小学校で習うことより難しくより専門的な部分があると思われている方が多います。確かに数学で例を挙げるならば算数から数学に名前が変わり内容もレベルアップしています。しかし実はそうではないのです。もちろん因数分解や方程式や二次関数など小学校では習いませんが、基本は算数なのです。

しかも中学生のほとんどはその算数で苦戦します!実際にこれまで小学生と中学生に同じ問題を取り組ませても全体で比較すると小学生の方が正解率が高いのです。

なぜこのような現象が起きるのでしょうか。答えは簡単で小学生の時にそれらの問題を子たちができるまで練習していないのです。習ってはいるのですが解き方や考え方を定着する前に次の単元に進みあやふやの状態で進んでしまっているため忘れてしまうんです。

非常にもったいないと思いませんか。しかもその事が中学校になって影響を及ぼし余計な勉強時間を増やす結果になるのです。そのことが中学校の成績が伸び悩む原因の1つになると思います。これは算数に限ったことではなく国語や、理科、社会にも同じことが言えます。中学受験を終えた生徒たちは公立高校の入試問題(社会)をその時点で取り組ませても得意な子は8割を超える点数をだします。苦手な子でも半分正解をだせるでしょう。しかし、公立高校の入試で平均点は5割強なのです。

小学生の方がとれちゃうんです。

高校受験の対策は中学校からでは遅いとは断言しませんが、できれば小学校の時から始めておいた方がかなり有利に進めていけると確信しています。決して難問ばかりするのではないんです。基本を繰り返し行いその問題の解き方、考え方、応用力を練習するだけです。その積み重ねが将来の進路を決定してきます。

私の希望は今の子ども達が将来の夢としてなりたいものがあるならば、それを現実なものにしてくれることです。しかし、現実としてなれないことが多いとも思います。私もそうでした。将来自分の歩む道を希望通りにする1つの方法が勉強ではないでしょうか。高校受験時に自分の成績表を見て「あの学校に行きたいけど今の成績では難しいのでこの学校にしよう」という学校選びをしてほしくないのです。子ども達が行きたい学校に行き、就きたい職業に就くことが出来たらこれほど嬉しいことはないのではありませんか。

タイトルから話がずれてしまいました。すみません。

今後、これまでの経験してきたことや私の想いをブログとして綴っていこうと思います。

様々なご意見があると思いますので、ご鞭撻のほど宜しくお願いします。