以前、ふと駅の書店で購入して、予想外に面白かった「13階段」の著者の作品。
最近文庫化されて、よく書店に並んでいたので、遅ればせながら一読しました。
2人の主人公が登場します。
1人は傭兵イェーガー。破格の報酬を提示されたアフリカでの任務。イェーガーは治療法のない難病を患う息子の医療費のために引き受ける。
もう1人は日本人の大学院生 古賀研人。同じく研究者であった父親が急死し、葬儀のあとに自分宛に亡くなったはずの父からのメールが届く。
最初はアフリカと日本での出来事が何のつながりも見いだせないままに進行していくため、ちょっとつまらない感じがしましたが、徐々につながりが明らかに・・・・
もっとあらすじを説明したいですが、これ以上は書いてしまうと読む楽しみがなくなってしまいます。
中盤から終盤にかけての次はどうなる？どうなる？とハラハラする展開は素晴らしい。
人類存続にも関わってくるスケールの大きいなストーリーは、ハリウッドウケも良さそうなので、映画化したら面白そうだし、是非見てみたいです。
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