
個人的には美容医療とは他科に比べて、サービス業としての要素が高いと思います。
どのようにしたら、患者様に満足して頂けるかといったことを常日頃よりスタッフ一同が意識して診療させていただいています。
そういった意味ではサービス業のみならずとも他業種でも一流の方々のお話にはたくさんの学ぶべき点をあり、とてもためになります。
本書は「サービスの達人」という題名ですが、実際に読み進めてみると、どちらかというと”職人”という言葉のほうがぴったりな感じです。
私ぐらいだと実際にみたこともないですが、銭湯の流しといわれる三助や昭和30年代まで活躍していたが、その後は電話の普及により徐々に数を減らしていた電報配達員。しかし、阪神・淡路大震災では危険を顧みず、いち早く電報を届けにいったという話は聞いたこともありませんでした。
伝説のゲイバーのママや怪物といわれた興行師などの話は特異すぎ、ただ凄いなあと驚嘆するばかり。
いろいろな業種にて活躍された達人の伝記というべき本書には驚きがたくさん詰まってました。
- サービスの達人たち (新潮文庫)/新潮社
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