横浜院院長の佐々木です。
『こんな雨の日に』という、映画『真実』の撮影記録を読みました。
『真実』は昨年のベストにも挙げていて、
https://ameblo.jp/seishin-sasaki/entry-12559340524.html?frm=theme
”我が強そうな女優2人の主演をみごとさばききり、家族を描く是枝印が変わらない”と
感想を書いていましたが、まさにそこを守ろうと奮闘する監督の思いを知ることができました。
少し前にトリュフォーの『ある映画の物語』を読み、
不満たらたらの製作裏話も楽しいは楽しかったのですが。
やはりしんどいこともありつつ、扱いにくい女優陣にだんだんと魅了され、最終的には幸せな
クランクアップを迎えたという結論にほっとしました。
イーサン・ホークが本当に救世主だったんだということもわかり、そういう空気って本編にも
表れるのだなあとしみじみ。
映画の感動をもう一度、味わうことができました。