横浜院院長の佐々木です。
今年は横浜トリエンナーレが開催されていますので、行ってきました。
今年のテーマは「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」。
印象に残った作品を書き留めておきます。
竹村京
蛍光シルクで壊れたものを覆うように修復する作品。
これは子どもも私もお気に入りに挙げました。
蛍光シルクは、衣服などへの商品化が行われたら、ぜひ着てみたいということで意見が
一致。
レボハング・ハンイェ
南アフリカのアーティストによる、写真を切り抜いたペープサートのような作品。
コマ送り様の映像が独特の印象を残します。
タイスィール・バトニジ
水平に置かれ時が止まった砂時計と、戻れなくなってしまったガザの家の鍵をかたどった
ガラス作品。
ラヒマ・ガンボ
ボコ・ハラムに捕らえられた後、解放された少女たちが再び教育の機会を得て学校生活を
送る様子を撮影したシリーズ。
女子生徒が戯れているシーンには元々目がないのですが(『ピクニック at ハンギング・ロック』
とか『エコール』とか、『ビガイルド 欲望のめざめ』とか、『櫻の園』とか・・・)、背景を知り、
もうすぐローティーンを迎える子と見ていると、もうあふれる気持ちがおさえきれませんでした。
子ども自身はあまりピンと来ていない様子でしたが、それだけ今が幸せという
ことなのでしょう。
光がテーマというせいなのか最近の美術の動向か、割に長尺の映像作品が多く、すべてを
味わいきれなかった感もありますが、これだけ多くの国・地域からの同時代作品をいっき見
できるのがトリエンナーレのいいところ。
横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館で10/11まで開催されています。
聖心美容クリニック 横浜院
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