こんにちは。聖心美容クリニック横浜院医師の佐々木です。
かなり素敵な映画を観たので感想を。「キャロル」。
デパートで働くテレーズ（ルーニー・マーラ）と、客として訪れたキャロル（ケイト・ブランシェット）が恋に落ちるー。
一瞬のうちに盛り上がる恋だったが、キャロルは娘の親権をめぐって離婚係争中。苦しい立場に立たされる2人の愛の行方は・・・。
”テレーズ・ベリベット・・・、美しい名ね”というケイトの声、恋する相手を見つめるルーニーの眼差し。’50年代のファッション、インテリア、車、すべてが美しくて艶やかで、完全に酔ってしまう2時間弱。
映画館を出ても、しばらくは酔っぱらったような感じが消えず、数日経った今でも、時々シーンを思い出しては酔えてしまう。こんな映画、なかなか出会えません。
ケイトもルーニーも、独特の空気を纏った素晴らしい演技。
ケイトのキャリアが長年輝かしいのは分かっていたけれど、ルーニーに「ドラゴン・タトゥーの女」
のイメージをもっていたら、今作では一転、驚くような可憐さを見せてくれています。
同一人物とは思えない！女優ってすごいですねえ。
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