咸陽国際空港から西安市街地までは約50㎞離れており、
移動手段はバスかタクシーだ。
タクシーはなるたけ避けたいところだ。価格交渉をしなければ
いけないし、ふっかけられる可能性もある。
同じ便に搭乗していた白人のツアーの最後尾についていき、
紛れ込もうとするも、楽しげにおそらくアメリカンジョークを
飛ばしながら、専用の送迎バスに乗って行ってしまった。
刹那!
さてどうするかと、考える隙も与えないくらいに
タクシーの客引き(10人くらい)に取り囲まれてしまった。
しまった…不覚。
カモがいやがったぜと言わんばかりの視線が投げかけられる。
痛い、痛すぎる視線だ。
一歩動こうとすると、取り巻く輪も同様にスライドする。
ここは、強行突破か…。
すると、輪の外側から、日本語らしき音が聞こえてきた。
「日本からですか?ワタシ、日本語ある程度できますョ」
振り返ると、色白のヒョロッとしたタクシー運転手らしき
40代くらいの男性が手招きしているではないか。
私は、「ある程度」という言葉に信憑性を感じた。
「不要!(ブゥヤオ)」と覚えたての中国語を生意気にも
言い放ち、輪を掻い潜って、その男性の元へ駆け寄った。
「さあ、行きましょう。」と男性。
もう自分の直感を信じるしかない。
とにかく早く西安市街に入りたい気持ちが強かった。
(まだまだしつこく続きます笑)
皆様の一押しが明日への活力となります。
どうそ宜しくお願いします!
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