こんにちは。
空手スクール勇士會館
長野県支部 佐久/小諸道場の
阿部です。
(道場ホームページは↓)
来たる3/31(日)は当館の昇級審査の日となっておりますが、今回は受審者が多くなりそうです。
そんな中でも私が最も注目(心配?)しているのが、少年少女クラスのK多。
小学一年生で、なおかつ昇級初チャレンジ!
以前にもこちらの武ログで言及しましたが、この初昇級、案外ハードルが高いです。何しろ覚える事が多い!
それに小学一年生ですと、右も左も分からない(比喩でなく文字通りの意味で)のが普通ですし。
本人から「受けたい」と申し出があった時、入門時期から考えても少し時期尚早かと一瞬思いました、正直な所…。
ですが、余裕を持って合格できるレベルになるまで待つのは、当館の方針とは異なります。たとえ習熟にやや心配があっても、合格するレベルまで努力で引き上げてチャレンジするのが、昇級審査への正しい姿勢であり、意義だとも言えます。
そして何より、「当の本人がヤル気だ」というのが最も尊重される点でしょう。
「よし!受けよう!」とゴーサインを出しました。
幼い時期というのはたいてい受動的、つまり親や先生に与えられた物事をこなすのが基本です。
だから小1ですと、年齢的に「自分の力で何かを勝ち取る」という経験はまだ決して多くはないでしょう。
昇級審査には、自分の稽古の成果を出して昇級(新帯)を勝ち取る、という貴重な成功体験の場にも成り得ます。ぜひ大いなる飛躍の第一歩として欲しい!そう思っております。
(K多よ…。オドオドすると、出来るものも出来なくなる。覇気を持って堂々と、な!)
おわり