☆『目の上のたるみ』に対する術式の選択 | 聖心美容クリニック 牧野陽二郎 Blog

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美容外科医/形成外科医/認定専門医/認定指導医
(旧)大学病院形成外科診療部長(施設長)  専門分野である目元・鼻・フェイスリフト・豊胸・脂肪吸引・PRPなどを中心に詳しく解説していきます。 東京・福岡で診察・手術を行なっております。

『目の上のたるみ』をブログで何度か紹介させていただきました。

患者様から質問がありましたので、ブログにさせていただきます。

 

 

上まぶたのたるみ修正には大きく4つの手術法があります。

1.  眉下切開法(眉下リフト)

2.  重瞼線部切開法

3.  眼瞼下垂手術・切開法

4.  眼瞼下垂手術・埋没法

 

 

① 目の上の皮膚がたるんで目にかぶさり目を開けにくい場合は

「余剰皮膚の切除」が必要ですので、

1.  眉下切開法(眉下リフト)

2.  重瞼線部切開法

 

② 目の上のたるみがなく目が開けにくい場合は

「目の開ける筋肉(眼瞼挙筋・ミュラー筋)の修正」が必要ですので、

3.  眼瞼下垂手術・切開法

4.  眼瞼下垂手術・埋没法

 

が主な手術法となります。

(①②を併用することもあります。)

 

 

しかし、重瞼線部で多くの皮膚を切除すると厚さの異なる皮膚同士(切除した頭側と尾側)を縫い合わせることになり、不自然感が生じることがあります

眼瞼下垂手術切開法二重切開法で重瞼線部を切開するのは、術後のお傷も目立たなく大変よい方法です)

それに対し、眉下部は多くの皮膚を切除しても厚さがほぼ同じ皮膚同士の縫い合わせができますので、自然な仕上がりになりますOKOK

目元の自然な印象は変えずに、目の上のたるみを改善します下差し

 

つまり、

目の上の皮膚がたるんで目にかぶさり目を開けにくい場合は 

『眉下切開法(眉下リフト)』がオススメです。

 

 

目の上でお悩みの際は是非ご相談ください。

お一人お一人の患者様の目元の状態に合わせた方法を説明させていただきます。

 

 

 

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