・主訴は、目の開きの左右差（右が悪い）。
その改善には、「切らない眼瞼下垂+α法」（右）
同じ糸で、眼瞼下垂の治療＋二重を同時に作る術式。
・よく見ると、左も二重幅が不整で「三角目」
その改善には、「マイクロメソッド+α」（左）
近年、糸素材をPVDF＆3点留めの強さでライン調整。
ただし、この組み合わせは調節が難しい...
術直後を綺麗に揃えると、必ず後で左右差が出る。
そこで、あえて「新しい試み」をしたケース。
30代女性 術前 メイクなし
術後1ヶ月（本日） メイク眉のみ
とても、良い仕上がりだと思います。
午前中の診察、さらに浮腫みがある時期ですが。
一応、想定通りの結果にほくそ笑む。
術者として、これが「至福の瞬間」
30代女性 術前 メイクなし
術後1ヶ月（本日） メイク眉のみ
術前に、わざと力を抜いていない証明として、
眼瞼下垂の評価には、必須の「上方視」
目の開きの左右差も、綺麗に解消されています。
術直後の状態 オペ室で撮影
そして、これが術直後の状態。
右の「切らない下垂+α」は、あえての過矯正。
どの位、過矯正にするか？
そこが、一番難しく経験＆センスが必須。
術中の組織抵抗や、開瞼度で判断するため
術後1ヶ月（本日） メイク眉のみ
一般的な、切らない眼瞼下垂（埋没法）のように、
結び目が結膜側にないので、ゴロゴロ感もなし。
切開法と違い、傷痕も残りません。
こだわるほど、調節が難しい術式ですが、
とても、優れた術式だと思います。
正直、この難しさを分かるドクターも少ない...
・切らない眼瞼下垂+α（右）
【術式の概要】
非吸収糸によって、眼瞼下垂（埋没法）を行い、
目の開きを調整した後に、同じ糸で二重まぶたを作成。
今回は、右側2ヶ所行う。
・マイクロメソッド+α PVDF3点（左）
【術式の概要】
8.0両端針（PVDF）非吸収糸、超極細針を使用し、
極限に緩く縫合し二重を作成。
内部処理を工夫することで、皮膚の針穴数は1/2。
【リスク・副作用】
術後の腫れ、痛み、内出血、目の開き＆二重の左右左、傷痕、
二重の消失、シスト、ドライアイ、視力の変化、眼瞼痙攣。
【手術費用】
今回は、左右別の術式だが（両側）で
札幌院独自メニュー 25万円（税別）
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