昨日の、ブログの続きになる?
日々、診療をしていると、
様々な、お悩みの方がいらっしゃいます。
例えば、ワキの臭いについて。
「周囲の人が、私の臭いで困っている...」
「学校や職場に行けない、電車にも乗れない...」
よく話を聞くと、
「私の側で、鼻を押さえらえた...」
「私が臭いと、コソコソ話をされる...」
診察すると、臭いは全くなく、
身なりや髪型も、とても清潔感がある。
「自臭症(じしゅうしょう)」の、典型例と言えます。
とても、几帳面な人が多く、
最近は、10〜20代の若い方に多い印象です。
心療内科に、通院されている方もいます。
中には、すでに複数回の手術を受けていて、
ワキには、傷あとや引き攣れが目立つのに、
さらに、手術治療を希望されます。
どんなに、「手術の必要はない」と説明しても、
決して、納得してくださいません。
「よく説明すれば、納得して笑顔で帰る」と、いう医者がいますが、
他に、行っているだけです(してくれないと分かると、そうするらしい)
この数年は、「ミラドライ」をお勧めしています。
新たに傷あとを増やさず、最小限の侵襲で、
「手術以上の効果」がある、治療法だからです。
この場合は、「精神の安定がメインの処置」かも。
ただ、そういう患者様の多くは、
「手術を受ける→数年間の安堵」を得ています。
金儲け主義で、お勧めしている訳ではありません。
ついつい、長文になってしまいました...
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