この10年間、改良を繰り返してきた、
現在、私が行う、「ハムラ法+α」
先日の、ハワイ解剖セミナーでは、
日本が誇る、美容外科の巨匠である、
広比先生とも、ディスカッションさせて頂きました。
私のブログは、とても有り難いことに、
同業の、美容外科医も数多く見てくださっているので、
今日は、少しマニアックな内容を 笑
術直後の状態 オペ室で撮影
![術直後斜め](https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/22/seishin-maeda/ec/95/j/o1046038513883218172.jpg?caw=800)
![術直後](https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/22/seishin-maeda/d9/e1/j/o1046038513883218573.jpg?caw=800)
昨年7月の、JAASセミナーでお話しましたが、
私は、眼窩脂肪は縫合固定しません。
隔膜のみを、頰骨骨膜に固定しています。
ただ、部位により固定位置を変えます。
基本的に、内側はtear troughを超えた位置。
外側は、眼窩縁に近い位置で固定。
理由は、分かるDrには分かるかと
あえて、眼窩骨膜下は剥離せず、
頰骨に付着する、筋体の上から隔膜を固定。
眼窩縁を越えて、下方に脂肪を誘導することで、
脂肪の縫合固定が、外反や違和感の元凶?
tear troughの、凹みの改善を図っています。
「テンションのある状態でも、脂肪は移動するのか?」
広比先生からも、ご指摘がありましたが
東洋人は、Negative Vectorが多くさらに効果的かと。
さらに、筋肉弁など作成する必要もなく、
最小限の侵襲で、tear troughの改善効果が得られます。
また、私は全例に外側の骨膜固定を行っていますが、
眼輪筋の重層による、「涙袋形成」が可能なだけでなく、
その掛け方によって、外反&テンティングを予防しています。
事実、1例も瞼板切除や形成を行っていません。
切除した組織
![切除組織](https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/22/seishin-maeda/64/0d/j/o1046038513883218805.jpg?caw=800)
本来のハムラ法と異なり、眼窩脂肪は多めに切除します。
理由は、長くなるのでここでは控えますが 笑
最近、固定数を増やし少し時間がかかりますが、
慣れると、1時間少々で終了します。
単純な、皮弁法によるタルミ取り手術より、
内出血も少なく、静脈麻酔下で無痛で終わります。
患者様も、皆さん「意外に楽だった」と。
ついつい、長文になってしまいました...
続きは、明日書きますね 笑
↓できればクリックをお願いします。
![にほんブログ村 美容ブログ 美容外科へ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fbeauty.blogmura.com%2Fbiyogeka%2Fimg%2Fbiyogeka88_31.gif)
にほんブログ村