眼瞼下垂手術は、まぶたを開きやすくする手術です。
ただ、豊富な経験と高度な技術を必要とします。
「手術をしたけど、開きが良くなっていない。」
「手術前より悪くなった。」
どんな名医でも、そんな症例を経験しているはずです。
逆に「手術後、開き過ぎている。」というケースもあります。
私の症例写真集から、また1例ご紹介します。
ブログへの掲載を承諾してくださり、心から感謝致します。
20代女性。 初診時の写真。
![$聖心美容外科 前多 一彦 Blog-術前](https://stat.ameba.jp/user_images/20130401/23/seishin-maeda/3b/8d/j/o0630048212483863724.jpg?caw=800)
他院で、眼瞼下垂手術(両目)を受けたそうです。
一見すると、問題は無いように見えるかもしれません。
ただ、これが普通に目を開けた状態です。
真ん中が開き過ぎていて、白目の上の部分が見えています。
専門的には「上の三白眼(さんぱくがん)」と言います。
逆に、反対側の左目は、黒目が半分近く隠れた状態でした。
明らかな左右差があり、患者様も修正を強く希望されました。
本来、両目の状態を掲載するべきですが、片目のみの承諾ですのでお許しください。
修正手術後3ヶ月の状態。
![$聖心美容外科 前多 一彦 Blog-術後](https://stat.ameba.jp/user_images/20130401/23/seishin-maeda/df/97/j/o0630048212483863727.jpg?caw=800)
まぶたを閉じたところ。 メイク無し。
![$聖心美容外科 前多 一彦 Blog-傷あと](https://stat.ameba.jp/user_images/20130401/23/seishin-maeda/2f/1b/j/o0630048212483863725.jpg?caw=800)
二重のラインもそろい、上の三白眼も改善しています。
反対側の左目は、逆にまぶたを開くように修正しています。
二重の全切開を含め、眼瞼下垂手術後の修正は本当に難しい...
初回から、自分がした手術でも修正となれば一筋縄ではいかない。
まして他院の場合は、開けてビックリというケースもあります。
この患者様も、術後の予定外線に対して処置をしています。
「やっとここまで改善した。」というのが正直な感想です。
一人でも多くの患者様のお役に立てるように。
これからも、地道な努力が必要だと痛感しています。
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