聖心美容クリニック、形成外科専門医の川端です
本日は、『鼻中隔延長術後３ヶ月』の患者様についてご紹介します。
まず、鼻中隔延長については過去の記事もご参考に。。
鼻中隔延長をざっくり説明すると、
３mm以上の高さを出す
もしくは
鼻の向きを上げたり下げたりすることができる手術です。
ちなみに、日本人の場合は短い鼻の方が多いので、
圧倒的に鼻を下げる手術の方が多くなります。
そこで出てくる考え方がACRです。
ACRとは？？
上にあるように、鼻翼-鼻柱関係のことですが、
鼻柱が鼻翼より少し（1~2mmほど）だけ下がっているバランスが綺麗とされています。
鼻柱が少し下がっていると言うのがポイントで、
下げすぎると、いわゆる魔女鼻や矢印鼻になります👃
鼻中隔延長で下げすぎると、笑ったときに変化の少ない鼻になりやすいため、
鼻柱がもともと短い方ですと、大体鼻翼と同じくらいのラインを目処に延長を行います。
今回の患者様は鼻先の丸みと鼻柱の短縮が気になるとのことで、
オープン法で以下の手術を行いました。
『鼻中隔延長術（肋軟骨）』
『鼻尖形成（肋軟骨）』
『鼻プロテーゼ』
術前: 左
術後３ヶ月: 右
鼻先を4mm高くし、鼻柱を2mm下げ、ACRを整えました。
短めの鼻の印象から、横・正面から見ても美しいお鼻に
ちなみに、3枚目はオープン法の傷跡の経過です。
丁寧に縫合すれば、鼻柱の傷はほとんど気にならなくなります。
ご参考にしてください。
個々の患者様に合わせた綺麗なお鼻をシミュレーションし、
ご希望に沿った手術を提供しています。
お悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。
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👨⚕️担当医
東京院 医師
川端 優也 @seishin_kawabata
💉施術名
鼻中隔延長(肋軟骨)
鼻尖形成
鼻プロテーゼ入れ替え
🌱処置内容
経鼻柱切開を伴う切開鼻（OPEN法）で展開。肋軟骨を用いて鼻中隔を延長。大鼻翼軟骨を延長した鼻中隔に固定し鼻先・鼻柱の形態を整える。鼻尖部にonlay graftを施行し鼻先を整え。鼻筋にプロテーゼを挿入。
⚠️リスクや合併症
術後の痛み、腫れ、内出血、感染、傷跡、血行不全による壊死、移植軟骨の吸収、左右差、術後変形、後戻り、瘢痕形成。
💰費用(税込)
鼻中隔延長(肋軟骨) 990,000円
鼻尖形成 330,000円
隆鼻プロテーゼ 330,000円
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