聖心美容クリニックの美容外科医・形成外科専門医の川端です
予告通り、今回は『ハムラ法』についてまとめてみます
ハムラ法はいわゆる目の下のたるみ、クマ治療の1つです。
まず、目の下のたるみ・クマのできる原因について
加齢により目の下の皮膚・筋肉(眼輪筋)・眼窩隔膜が衰え、
眼球の下にある眼窩脂肪が前方に突出して
下まぶたの組織を押し出すため、ふくらみが出て
目袋とよばれる目の下のたるみが生じます
また、頬の皮膚、脂肪組織が萎縮・下垂して扁平化することで、
下まぶたのふくらみがより強調され、たるみやクマとなることもあります。
目の下の脂肪量は人により異なり、
若い方でも生まれつきこの目袋の膨らみが目立つ方もいらっしゃいます
意外と若い方のクマ治療って多いんです
また、目の大きい方や頬骨が張っている方は、
目の下のたるみやクマが生じやすい傾向にあります
このクマ治療は大きく分けて
①皮膚を切らずに脂肪のみを切除する方法と、
②まつ毛直下の皮膚を切って切除する方法
に分けられます。
ハムラ法は②の皮膚を切る方法の1つで、
目の下の凹凸と皮膚のたるみがある方に良い適応です
凸になった眼窩隔膜、眼窩脂肪を凹の部分に移動して
この凹凸を平らにします
一般的に40代以降の方ですと経結膜からの脱脂(いわゆる切らないクマ治療)単体では
皮膚のたるみが助長されることがあるため、
PRPや脂肪移植の併用を行うか、
もしくはハムラ法のように脂肪を移動させることで、
下眼瞼の凹凸をなだらかにする方法をとることが多いです
クマ治療は、担当するドクターの技量によっても薦める治療がことなる分野です。
どんな患者様にも脱脂と脂肪注入を絶対セット
で勧めるクリニックもあったりするので、
色々な術式を提案できるドクターに是非とも相談してみてくださいね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
👨⚕️担当医 東京院 医師 川端 優也 @seishin_kawabata
💉施術名 ハムラ法
💰費用(税込) 528,000円
🌱処置内容 皮膚切除し、眼輪筋を重ねて涙袋形成術。眼窩脂肪を適量切除し、隔膜および眼窩脂肪を頬骨に吸収糸で固定を行う。 ⚠️リスクや合併症 術後の浮腫、痛み、内出血、結膜出血&浮腫、眼瞼外反症。傷痕、一時的な流涙orドライアイ、目尻の引き攣れ、異常知覚症。目袋の残存&再発、tear troughの増強、色素沈着。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までブログをご覧いただきましてありがとうございます
↓是非、クリックを2つお願いします
にほんブログ村
インスタグラムも是非フォローをお願いいたします