聖心美容クリニックの美容外科医・形成外科専門医の川端です
以前二重埋没法の表留め、裏留めに関する記事を書きましたが、
今回は裏留めの抜糸について書いていきます
まずは埋没法の留め方について以前の絵で再確認
表留めはその名の通り糸玉が皮膚の表側にくる方法で、
裏留めは糸玉が結膜側(裏側)(まぶたをめくった内側の赤い部分)に来る方法ですね。
当院では基本的に『表留め』で二重埋没法を行なっておりますが、
クリニックによっては裏留めで行なっている施設もあります。
裏留めのメリットは皮膚に小切開ができないこと、糸玉が見えないことです
(糸が透けることはありますが)。
特に最近ではインスタグラムなどのSNSの普及で、
手術直後からメイク可能ということもあり、
裏留めがかなり映える施術になっています
一方、裏留めのデメリットは修正や抜去が困難なこと、
ミュラー筋や眼瞼挙筋といった、
瞼を開けるのに重要な筋肉を損傷する可能性があることです
しかも埋没したクリニックでも抜去を断られる事例などもあり。。。
(ならなぜやったて感じですが・・・。)
そういった事前の説明がきちんとされていないのも問題かと思います。
他院での埋没後の抜糸は当院でも時たま依頼があり、裏留めは確かに取りにくいですが、
深く埋まっていなければ取れることが多いです
(どうしても取れないこともありますが。。)
やはり肝心なのは、埋没法は
①掛け直したり、はずれたりすることが多い方法だということを理解すること
②そういった際に対応しやすい方法で手術しているか
③有事の際にきちんと対応できるクリニックを選ぶ
ことかなと思います。
埋没術後でお悩みの方はお気軽にご相談ください
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
💉施術名
埋没糸抜去
💰費用(税込)
2点 40,000円(税込)
🌱処置内容
小切開から糸を抜糸します
⚠️リスクや合併症
腫れ、痛み、内出血、左右差、後戻り、糸がとれない、眼瞼痙攣
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までブログをご覧いただきましてありがとうございます
↓是非、クリックを2つお願いします
にほんブログ村
インスタグラムも是非フォローをお願いいたします