不登校のやる気を出した事例 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

こんにちは。

学習ジム・コーチの堀です。

「line」

の登録の内容で

「やる気を引き出した方法」

について紹介しますね。
私のところには

「学校に行けない」
「不登校が続いている子」

が来ます。今までも何人か指導して
いますが、そういった子は

「何をしていいのかわからない」

という子も多いです。その子の親から
すると

「問題集を解いたらいい」
「教科書を読んだらいい」



「学力低下を心配して」

そんな風に思うのですが、本人は

「そんなことやっても意味がない」

と思ってしまうのです。

「親は焦るが、子どもは動かず」

です。私の場合は

「学校は無視」

と言うのように考えているので、
気にならないのですが、親としては

「焦る」

のです。こんな風に書くと

「学校を無視なんて・・」

と憤慨される方がいるかも知れません。
また、

「そんなことをしたら子どもが将来
 苦労をする」

と思われるのも当然です。
ですが

「学校に合わせる」

のではなく

「子どもに合わせる」

のです。これは

「不登校」

だと

「学校に行きなさい」

ですが、ガンと言った病気だと

「まずは治療しなさい」

となりますよね。それと同じなのです。
子どもも

「さぼりたい」

のではなく

「何らかの理由で行けない」

のです。だから、

「子どもに合わせてやる気を出す方法」

を考えないといけないのです。
それが、今回の音声で収録した

「ベイビーステップ」

です。名前の通り

「よちよち歩きの赤ちゃん」

ができるように細かく作業をわけて
やっていくのです。

例えば、実際にやった方法ですが、

「ベイビーステップ」

を使って、

「不登校」→「高校受験」→「高校に通う」
「大学受験」→「就職」

と変わってきたのです。もちろん

「平坦な道ではない」

のですが、それでも

「最初の1歩」

です。例えば、会話はこんな風に
スタートします。

「勉強はできないの?」
「できない」

「なんで?」
「部屋が汚いから」

「掃除はしないの?」
「しない。とてもひどくてやる気に
 ならない」

「そうなの?」
「うん」

「だからしないの?」
「そう」

「じゃ、部屋がきれいなら勉強する?」
「する」

「じゃ、机に引き出しはある?」
「ある」

「いくつ?」
「えっーと3つ」

「3つだね」
「はい。」

「じゃ、一番上の引き出しの中だけ
 掃除できる?」
「それならできる」

「じゃ今度までに一番上の引き出しだけは
 掃除をしてね」
「わかった」

(そして、次の指導のとき・・・)

「どうだった?」
「えっ、結局部屋を全部掃除しちゃった」

「えっ、しちゃったの?」
「うん。一番上の引き出しをやったら
次の引き出しも気になって・・」

「そうそれで・・」
「机の上も片づけたら。もう部屋も片づ
 けようという気になって・・」

「そうなんだ」
「はい」

「それですっきりした?」
「はい。すっきりしました。
 だから、もう汚さない」

「そう、よかった」

と・・

こうやって、

「子どもに合わせて1歩を踏み出すと、
 小さい行動が生まれます。そして、
 それが次の1歩につながるのです」

こうやって、

「子ども合わせて1歩1歩すること」

で、

「引きこもり」→「外に出る」

とか

「引きこもる」→「外に出る」
→「いろいろい行ける」

となっていき最終的には

「高校に通うようになる」
「高校は無理だけれど大学には行く」

と変わっていくのです。

大切なのは

「最初の1歩」

です。

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月曜日から配信しますね。

やる気を引き出した事例集

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