「考える子」を育てる方法は【これ】だ | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

おはようございます。

学習ジム・コーチの堀です。

今日はこれから学校の説明会に
出かけます。
少し、普段できる

「子どもが考える実践方法」

についてお話ししますね。
これは

「自分で考える子どもの指導」

をされている新坂先生から学んだもの
です。この方法が

「子どもが自分で考える」
「勉強を楽しむ」

第一歩なのです。その前に面白い話を

日曜日に研修に出たのですが、研修に
は子どもが中学生とその母親の方がい
ました。

私の正体は誰にも明かしていなかった
のですが、研修の休憩時間にその方と
講師の方の話をしているのを小耳には
さんだところ、こんな話をしていまし
た。

母親
「子どもは塾に行っていないですが、
 やっぱり塾に行かせた方がいいで
 しょうか?」

講師の方
「いえいえ、やる気はあれば行かなくて
 も大丈夫。今はユーチューブで検索し
 たら、かなり良い内容の授業がありま
 す。
 
 それに今はネットで調べればわかりま
 すよ」と。

思わず

「ほんまや」

と思ってしまいました(笑)

今は普通の授業もかなり無料で手に入
りすし、古典の訳は検索すれば出ます。
英語の日本語訳も出ます。

で大切なのは

「知識だけでなく、やっていることが
 これからの社会でも使えるやり方か
 どうか」

です。そして

「自分で考えて行動する」

ということです。それで子どものやる
気の話ですが、新坂先生のところの塾
では

「教えない指導」

というのをやっています。もちろん、

「全く教えない」

のではなく

「手取り、足取り教えない」

指導です。いわゆる

「子どもがわかるギリギリのヒント」
「子どもが継続する言葉がけ」

をしているのです。指導の名前は。

「思考力教室」

というもので、先生が教えないのに
1人で子どもが

「文章題を取り組む」

というものです。子どもは黙々と解い
ているので、私も何度か見学に行きま
した。想像してみてください

「子どもが黙々と説いている姿」

を。子どもにとっての難問を必死にな
って考えているのです。

「ただ勉強しているポーズ」
「机に座っているだけ」

ではなく

「真剣に考えている」

のです。そうすると

「うらやましい」

と親としては考えると思います。
そうすると

「どうやって・・」

と思うかも知れません。ですが、
最初からそういうわけではなく、
私は以前に行ったときは

「授業がぐっちゃぐっちゃ」

でした(笑)ですが、子どもが

「自分で絵を描いて」
「自分で式を書いて」
「自分で答えを導いていく」

のです。

「わからない問題」
「できない問題」

に「試行錯誤」しているのです。
では、どうやってもっていくのか?

1つは

「待つ」

ということです。指導しているとつい
つい

「教えたくなる」

のですが、これからは

「簡単に調べればわかる時代」

です。「知識」だけなら

「グーグールで検索」

すれば出てきます。
それよりも

「調べた内容が正しいかどうか」

を考える方が大切なのです。

「自分で考えて判断する」

必要があるのです。わからないことを

「自分で頭に汗かいて導き出す」

ことが大切なのです。そして、
それには

「待つ」

ということ。そして、もう1つが

「声のかけ方」

です。何度も書いていますが、

「成績の上がっているとき」
「結果が出ているとき」

というのは誰でも指導できます。
ですが、

「できないとき」
「わからないとき」

の声のかけ方が重要なのです。それは

「結果が出来ていない中で、
 出来ているところを相手に伝える」

のです。例えば、通常は問題を解いて
いて出来ないと

「いつまで時間がかかっているの
 早く早く」

ということを本人に言います。
そして、あまり時間がかかっていると

「いつまでやっているの」

と怒ります。これは

「考えない子」
「親の顔を見て行動する子」

を育てます。さらに悪いことに

「動作がゆっくりしている」
「自分の意見をはっきり言わない」

そういった

「自分で考える必要がある子ほど
 親が先に口を出す」

のです。そして、子どもは

「もういい」
「面倒くさい」

となって

「余計に考えなくなる」

のです。そうではなく、

「全体ではできていないけれど
 途中でできているところ」

それを小さなステップにして
細かくフィードバックしてあげるの
です。

例えば

「真剣に読めるようになったね」
「今度は絵を描けるようになったね」

「いいところまで来ている」

と・・。こういう声掛けをしてあげる
と子どもはドンドン

「考える方向に進む」

のです。この方法は
以前にも書きました、

「結果を出すには川石理論」

にもつながっていきます。

何でもそうですが、結果はすぐに出る
というものではないのです。

「すぐ結果の出ること」

ばかりを求める人は

「何をやってできない」

のです。これは勉強だけでなく、
仕事でもそうですが、

「結果が出なくても継続して
 やり続け期間」

が必要なのです。
以下の内容が川石理論です。

川底に石を積むのですが、最初はやって
もやっても結果は出ません。

 川の表面
----------------------



 〇〇
----------------------
 川底

(この時点では結果は出ない)

ですが、確実に川石には石が積まれて
います。そして続けていくと

 川の表面
----------------------


 〇〇
 〇〇
----------------------
 川底

(この時点でも結果は出ない)

まだ、川の表面には出ないのですが、
それをさらに続けていくと・・・・

 川の表面
----------------------

 〇〇
 〇〇
 〇〇
----------------------
 川底

(この時点でもまだ結果は出ない)

そして、続けると

 川の表面
----------------------
 〇〇
 〇〇
 〇〇
 〇〇
----------------------
 川底

(この時点でもまだ結果は出ない)

あと少しです。さらに続けていくと


 川の表面
 〇〇 ← 結果として見える
----------------------
 〇〇
 〇〇
 〇〇
 〇〇
----------------------
 川底

と結果が出るのです。

大切なことは

「結果が出ない間にどれだけ待てるか。
 そして、子どもがやっていることで
 出来ていることを認めて伝える」

のです。それを続けていくのです。

決して

「安易に答えを早く求める」
「子どもにせかす」

ことをしない指導が必要なのです。

「答え早く求める親からは
 答えを早く求めて自分で考えない
 子ども」

しか生まれないのです。大切なことは

「子どもの成長を待つ。そして、
 適切な声掛けをしてあげること」

なのです。今回

「思考力教室」

をインタ―ネットでも募集します。

「対象は小学生」

で、曜日は

「火曜日の5時くらい」

を予定しています。あまりたくさん
募集をしないので

「考える子を育てたい」

という方はチェックしてくださいね。



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