「志望校合格」なのに失敗? | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

昨日の「子育て」についてですが、
実は私はこれについてはすごく悩んでいます。

「成果を上げる」
「子どもの成長」

という2つのことをどうやっていくのかという
ことで。


というのは、

「塾は成果を上げるために親はお金を払っている」

ので当然「成果」は必要です。ですが、

「すべてに手を出すと子どもは成長しない」

というのがわかっているからです。

どういうことかというと、例えば

「何でも教える」

という方が目先の点数は上がります。
実際に

 どんどん教えてやらせていくと、
点数は上がっていきます。

 お金に余裕があればどんどん教えて、
いくと成績はびっくりするほど上がるのです。

 それで

「やっぱり先生のおかげです」

となります。ですが、指導がなくなると

「成績は下がる」

のです。そして、さらに悪いことは

「自分で考えない」

子になってしまいます。

 例えば「大手の塾」に通っていて、
中学生のときは問題をまるで

「牛のエサ」

のように与えられてきた子どもがいます。
 確かに地元のトップ校に行きました。

ですが、今までは

「与えられたことをこなせばいい」

ということしかやっていなかったので、
高校に入った途端、

「えっ、えっ、どうやって勉強したらいいの?」

とパニックになったのです。

「自分で勉強の方法を考えない」
「何をどうしたらいいのか組み立てられない」

のです。そして、ドンドン成績は下がってしまい
どうしようもなくなってしまったのです。

 そして、「どうしようもない」成績のまま
卒業しました。

実は先ほどの

「問題を牛のエサくらい与えらた」

というのは本人から聞いた話です。

 確かに「進学校に進んだ」のも大手塾のおかげ
ですが、「考えない」ようになったのも
大手塾のおかげなのです(笑)

 ここが本当の悩みどころです。
だから、指導するときは

「成績を上げながら、将来も使える方法で」

教えないといけないのです。

 もちろん、「大手塾」は目先の実績が
必要なので

「志望校いえ、偏差値の高い学校」

に入れればいいのです。
 ですが、その子の将来を考えると、

「志望校に合格してもマイナス」

こともあるのです。

 実際に私のところでは、生徒は長く
在籍している子も多いです。

 「8年」

とかなってくると自分の家の子に近く
なってきます(笑)

 そうすると、

「志望校に入れればそれでいい」

というわけにはいかなくなるのです。
自分の子どもだったら

「そんな指導はしない」

からです。それでお母さんがわかってくれれば
その話をします。

「自分で悩んだり、考えたり」

することも取り入れます。

「目先の成績を上げるには遠回り」

と思うことも取り入れます。

 というのも

「その子の長い将来を考えたと必要だから」

です。

 「目先の成果」
 「子どもの成長」

というのをバランスよくしないといけない
のが本当に難しいのです。

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