苦手科目の克服の基礎 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

今日も朝から夏期講習です。
さて、夏休みがスタートして、

「勉強が順調にいっている子」
「勉強が順調にいっていない子」

などさまざまです。
 さらに勉強の内容も

「学校の宿題のワークは終わった」
「塾のワークは終わった」

「作文ができた」
「ポスターができた」

と人によってバラバラです。
それで、今回は

「苦手科目」
「苦手分野」

を夏休みに克服する話をします。

 苦手というのはとにかくとっつきにくいので、
条件的には

「自分のレベルに合った」
「基礎的な問題」
「厚さが薄い問題集」

を選びましょう。

 どちらも目的は

「達成感」

です。指導しているとよくわかりますが、

「成績の振るわない子」
「成績の振るわない科目」

について、それぞれ捕らえ方が否定的です。
例えば、

「成績の振るわない子」
 →「自分」「勉強」に対して否定的

「成績のふるわない科目」
 →「自分」「苦手科目」に対して否定的

な気持ちが強いです。

 以前にも書きましたが、
確認テストで

 「40点」

を取ったとき、

---------------------------------
肯定的な子
→やばい。これから徹底してやろう

否定的な子
→やっぱりできない。もう無理。
---------------------------------

とそのとき考えたことは「小さなこと」
ですが、後々の結果では「大きな差」と
なってきます。

プロの眼から見て

「この子もう少しがんばれば克服できるのに」

と思っていても先程の

「できない。やっぱり無理」

という考えで前に進めないのです。

だから、克服するときは

「まずはできる」

という感覚をつかみましょう。
例えば親が

「あなたならできるわよ」

と言っても子ども中々納得しません。
もちろん、回数をたくさん言うと
効果はありますが・・・。

 それよりも

「できた」

という感覚を増やしていくのです。
実際に私がやっている指導も

「できるという感覚をつかませる」
「周りからもできると思わせる」

だけなんですね。

 それをしつこく、しつこくやっていくだけです。
ぜひ、この夏休みは

 1つで「できた」

という達成感をつかんでください。

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