昨日の記事は見ていただけましたか?
テストの前にお互いにイライラするのは
「共通認識」
ができいないからですね。
それで子どもと話をするときには
次の数字を見てほしいのです。
次の数字とは
「1時間で何ページ解けるのか?」
又は、
「1ページするのにどれだけ時間がかかるのか」
です。成績の良い子は
「現状を知っている」
のですが、成績の振るわない子は、
「現状がわからないから」
です。例えば、前回の内容で
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【目 標】90点以上
【テスト範囲】ワーク20ページ
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とします。では、やることは
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【やること】 ワークを3回やる
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と決めたとしますね。あとは問題は
「どれくらい時間がかかるのか?」
だけですよね。
それでワークで考えてみると
「1時間4ページ進む」生徒
でしたら、
60ページ÷4ページ/時間=15時間
かかりますよね。また、
「1時間6ページ進む」生徒
でしたら
60ページ÷6ページ/時間=10時間
という具合になります。
こうやって現実的に考えてみると、
「1科目15時間」かかる
とすると、5科目で
15時間×5科目=75時間
かかることがわかりますよね。
すると
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1日5時間やっても 25日
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かかります。1時間で6ページできる子なら
10時間×5科目=50時間
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1日5時間やっても 10日
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かかるのです。こう考えると
「土日が1回か2回あるかで大きく違う」
というのがよくわかると思います。
もちろん、これは一例ですが、
「勉強にしなさい」
ではなく、親としては
「子どもが取りたい点数のためのアドバイザー」
として接してあげれば子どもとの関係も
また違ってくると思います。
本当のところは
「子どもは良い点数を取りたい」
「子どもは今の点数で満足しているわけでない」
「子どもはできない自分が嫌」
であるのです。ただ、「行動力」がないだけです。
もちろん、話をしてやらないからといって
「あれだけ言ったのに」
なんて言わないでくださいね。
何度も言いますが、
「できない自分が嫌」
と思っているのは、できなかった本人なのですから・・。
あとは「次どうやるのか?」考えるだけです。