中間テスト前に親がイライラしない方法3 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

昨日の記事は見ていただけましたか?
テストの前にお互いにイライラするのは

「共通認識」

ができいないからですね。

 それで子どもと話をするときには
次の数字を見てほしいのです。

 次の数字とは
 
「1時間で何ページ解けるのか?」

又は、

「1ページするのにどれだけ時間がかかるのか」

です。成績の良い子は

「現状を知っている」

のですが、成績の振るわない子は、

「現状がわからないから」

です。例えば、前回の内容で

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【目   標】90点以上

【テスト範囲】ワーク20ページ
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とします。では、やることは

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【やること】 ワークを3回やる
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と決めたとしますね。あとは問題は

 「どれくらい時間がかかるのか?」

だけですよね。

 それでワークで考えてみると

 「1時間4ページ進む」生徒

でしたら、

 60ページ÷4ページ/時間=15時間

かかりますよね。また、

 「1時間6ページ進む」生徒

でしたら

 60ページ÷6ページ/時間=10時間

という具合になります。

 こうやって現実的に考えてみると、

「1科目15時間」かかる

とすると、5科目で

  15時間×5科目=75時間

かかることがわかりますよね。

 すると

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  1日5時間やっても 25日
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かかります。1時間で6ページできる子なら


   10時間×5科目=50時間

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  1日5時間やっても 10日
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かかるのです。こう考えると


「土日が1回か2回あるかで大きく違う」

というのがよくわかると思います。

 もちろん、これは一例ですが、

「勉強にしなさい」

ではなく、親としては

「子どもが取りたい点数のためのアドバイザー」

として接してあげれば子どもとの関係も
また違ってくると思います。

 本当のところは

「子どもは良い点数を取りたい」
「子どもは今の点数で満足しているわけでない」

「子どもはできない自分が嫌」

であるのです。ただ、「行動力」がないだけです。

 もちろん、話をしてやらないからといって

「あれだけ言ったのに」

なんて言わないでくださいね。

何度も言いますが、

「できない自分が嫌」

と思っているのは、できなかった本人なのですから・・。

あとは「次どうやるのか?」考えるだけです。

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