子どもの成績が上がらない本当の理由(その2) | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

前回

の続き

少し視点を変えてみますと、 例えば、私は料理がほとんどできません。 それで、あなたに料理を毎週2時間教えてもらいます。 そして、そのあと私は毎日教えてもらったとおり じゃがいもの皮をむいたり、 お肉を炒めたりして、 家でも料理を作ります。  それで私の料理の腕はどうなるでしょうか? 「うまくなる?」「下手になる?」「変わらない?」 普通に考えて、 「うまくなる」 に決まっています。もちろんどのレベルにもよりますが、 少なくとも今よりうまくなっているはず・・。 ですが、習い事や他のことなら当然のことでも 勉強ではそうではないらしいのです。 「勉強したって・・・」 「頭悪いし・・・」 「国語のセンスないし。」 そういう子どもの言葉を遮(さえぎ)りながら、 あるいは反論しながらやっていくのです。 実は一番それが大変ですね。 それでそれを改善するにはどうするのかというと 「成績が上がるかどうかわからないが、  1つのやり方を真剣に3か月やってみる」 あるいは 「成績が上がるかどうかわからないが、  1つのやり方を真剣に3か月やらせてみる」 ということです。  実はこれは結構重要です。仕事でも通じます。  というのは、  「仕事では少なくとも6ヶ月間は結果が出ない」 ということが多いからです。    ですから  「できるか、できないか、わからないけれど、   3ヶ月は真剣に取り組む」 ということをやってください。  このことが身に付けばあなたのお子さんの 「一生の財産」 になります。そして、勉強であれば大抵は  「90日間真剣にやれば大抵は結果が出る」 のです。 (実は私の指導する場合はもっと短くて 結果が出せる場合もありますが)  最長3ヶ月間やる と決めてやってみてください。  次には私が実際にどうやっているのか お話しますね。