けんかvs勉強法 | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

「1か月で喧嘩に強くなりたいんですが?」
「じゃ、毎日、突きと蹴りを1000回ずつやってください」

「はい。他には?」
「それだけです」


先ほどまで娘の授業参観に行ってきました。

実は冒頭の話は、私が中学のとき

「喧嘩」

に強くなりたくて、
本を読んでいたときに書かれていた内容です。

担任の先生の授業を見ながら、
ふっとそんなことが頭をよぎりました。

実は

「喧嘩に強くなる」のも、
「成績を上げる」のも

同じ原理だからです。

それで話はもとに戻りますが、
今回の先生については、こちらに転任されてから、
元いた学校の生徒にいろいろ評判を聞いていました。

先生の評判を聞くと、

「いい先生だよ。」
「熱い先生。」

「授業わかりやすい」

と何人かに聞いても評判はよいようなので、
結構楽しみにしていたのです。。

で、私も

「人気のある先生の授業はどうだろう?」

と思って・・・。

それで今回の授業参観は、

「英語」

です。

で、私は授業を見るときは、いつも

「生徒の表情」

を見ることにしています。

子どもが「生き生き」としていないと
親から見てよくても、
授業そのものはよくないですから・・・。

また、授業参観は先生によっては、その日だけ

「親向けの参観用授業」

をやる先生もいるので、そのときは親は面白いのですが、
子どもには力がつきにくいのでその点も注意してみていました。

今回は普段どおりの授業ということで、
子どもたちは楽しそう・・・。

で、

「面白い先生と面白くない先生の違いは
 どこにあるんだろう」

と思っていましたが・・・。
 
 で勉強するには、2つのことがないと続きません。

1つは、

 「勉強が楽しいこと」

もちろん、いつでもではないですが、
「楽しい」という部分がないと続きません。

そして、もう1つは

 「勉強をして成果がでること」

の2つです。

ただ、この2つを両立させるのが難しいですね。

というのは、今回の授業を見ていて思ったのが、

「身につけるためには反復練習は必要」

です。授業中も50分もの間何度も、
何度も同じことをやっていました。

ですが、面白いという言われる先生は、
その中に必ず

 「変化」

を入れているんです。
ようするに

 「生徒を飽きさせない」

工夫をしているんですね。
ですが、やっていることは1つです。

実は指導の中で言われるのが、
この

 「変化のある繰り返し」

なんです。実は冒頭でも書きましたが、
私は中学のとき、「喧嘩」に強くなりたくて、
空手を習うことにしました。

受験のときに休んだことはありますが、
それでも大学に入っても続いて、
7年間やったことになります。

で、その空手でもやる練習は、

「突き」「蹴り」

のほとんどこれだけを2時間30分もの間、
繰り返しやっていきます。

本当にこれだけです(笑)
汗だくになりながら、やっているんです。

本当に何度も何度も。
そして、強くなっていきます。

実は勉強も同じ。学んだことを

「何度も何度も繰り返す」

必要があります。
ですが、この繰り返すというこが実は

「つまらない」

んですね(笑)。

これは、勉強も空手も同じなんです。

で、今回の先生の授業は

「教科書を音読させる」

というものですが、そこで思ったのが、

「変化のある繰り返し」

を上手にやっていたこと。

英語の本を読むのも

単語を先生が音読
→生徒が単語を音読

次に2ペアになって、
じゃんけんして、

勝った方が聴く
負けた方が音読

今度は、「あっち向いてホイ」
でパートナーをやって、

文章を読ませる・・

など、50分に間に、音読をさせるんです。

がやっているのは

「ただの音読」

です(笑)。その姿を見て

「空手と同じ」

と思ってしまいました。
空手も実は同じです。

「突き」「蹴り」という動作を

基本稽古・・・その場で立って「突き」と「蹴り」の練習
移動恵子・・・移動しながら「突き」と「蹴り」の稽古

約束組み手・・ペアになっての「突き」と「蹴り」の稽古

という具合に形を変えて、
繰り返させるんですね。

で、これを参考にして、自分の勉強でも

同じことを変えてやってみてください。

例えば、私がやっていた、あるいはやっている
勉強法では、音読だけでもいくつかあります。

例えば、

 通常の音読
 スピードを変えて音読
 発問音読法
 穴埋め音読法

など・・ですが、どれも「音読」です。
そうやって、何度もやって繰り返すんです。

具体的には、次に話しますね。

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