今回は、
「平均偏差値 10を上げている生徒」
の話をしますね。
先日、今までFAX指導をしていたプリントの
片付けをしていました。毎週少しずつ、
片付けていたけれど、
ふっと
私の頭の中に、1つの疑問が湧き上がりました。
一体、FAX指導の生徒たちは、1年間でどれだけ
の問題量をこなしているんだろう・・・って。
実は、お子さんを指導していて、よく勘違いされている
親御さんと出会います。
「うちは、塾に通っていますから・・・」
「家庭教師に来てもらっていますから・・・・」
とそれだけで成績が上がると・・・・
実際に学校でも、数学は、週に4時間あります。
ですが、塾では、週に多くて2時間・・・
短い時間で成績を上げることにこしたことはありませんが、
実際は、そんなに簡単ではありません。
例えば、女の子がよく習っている「ピアノ」。大抵は週1回の30分のレッスン。
それでは、週1回の練習でうまくなるでしょうか?
レッスン後、帰り際に、ピアノの先生は、
「それでは、毎日は30分は練習してくださいね。」
とひと言。
そうなんですね。実は、「物事を身につける」というのは、
「適切に指導」→ 「反復練習」 → 「修正・アドバイス」 → 「反復練習」
と 必ず「反復指導」というのがセットになっているんですね。
この「反復トレーニング」
がないと、いくら指導をして「わかって」も身につかないのです。
つまり、
「わかる」と「出来る」は違うのです。
「わかる」と「出来る」は違うのです。
どうですか?あなたのお子さんの通っている塾は、
「宿題は出ていますか?」
または、
「塾で反復練習できる体制がどれていますか?」
宿題でいうと、例えば、通常の塾では問題集にもよりますが、
1時間の授業で、
「2ページ~6ページ」
進みます。もし、1時間に6ぺージ進む授業なら、宿題を
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3ページ(1日30分)× 6日 = 18ページ
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出すことはできますね。私なら、
「今やっている単元の類題」
とか、今までの復習を入れるのなら、
「今やっている単元の類題」
+
「今まで復習」
としても宿題は出しますね。こうやって、何度も反復
練習するから
「偏差値が10上がる」
ですね。どうですか、お子さんが通っている塾では、
これだけ、宿題は出ていますか?
1日30分の宿題は、実はピアノの1日の練習時間
と同じです。
実際に
「塾に通っているのに成績が上がりません。」
と相談いただく方の通っている塾の状況を聞きますと、
「練習量が少なく過ぎる」
というがあります。たとえば、この間お電話いただとき
はこんな感じでした。
(緊張気味に)
「○○の△△です。いつもメールありがとうございます。
参考にさせていだいています。」
「いえいえ、私こそ、いつもご覧いただいてありがとう
ございいます。」
「今日はすみません。お時間をとっていただいて・・。」
「いえいえ、今日はどうされましたか?」
「はい。私の息子は今塾に通っているんですが、一向
に成績が上がらないんです。」
「塾に行って、成績が上がらないんですね。」
「はい。」
「どんな塾ですが?大手の塾さんですか?」
「はい。こちらでは、大きい××という塾です。」
「××という塾ですか・・・。お子さんは塾に行かれて
授業の内容は分かっているようですか?」
「子供に聞くと授業はわかるというんですが・・・」
「授業は分かりやすいんですね。」
「はい。でも、成績は下がってきて・・」
「そうですか?でも塾では宿題は出ていますか?」
「宿題ですか・・多分出ていると思いますが・・・」
「そうですか。」
後で話を聞いたところ、週に2、3ページだったそう
です。お母さんも、びっくりしたそうです。
もし、私が出来る生徒を指導するなら
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1日4ページの宿題
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を出します。そして、これが1年間で
「17280題解く」
という結果に繋がるのです。いかがですか?
「本当に成績を上げたい。」
「何とかして、今よりも成績を上げたい。」
と思われるのでしたら、金曜日にブログに書きますので
その前に、お子さんの1日の問題量をじっくりと
みてみてくださいね。