成績が上がらない。どうする? | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

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この季節になると、

「風邪」「インフルエンザ」

と病気になる人が多いですね。
私もサラリーマン時代は、風邪を引いたり、
病気になったりしていますが、
自営業になってからは、全然休みません。

風邪になったとしても、常に軽くなって、
治っています。

 それは、

「休めないから、体調に十分気をつけている」

から。受験生でも、「風邪」になったり、
「体調をくずしたり」するのも実力のうち
なので、調子が悪いときは、早目に体を休めて
くださいね。

さて、今回は、

「勉強しているのに成績が伸びない」

という話をしますね。

 特に

「勉強をスタートしたばかりのとき」

です。今まで勉強していなかった子が、
受験勉強をしはじめたり、

また、宿題をやっていなかった子が、
勉強をやりはじめて陥る罠は、

「やっているのに結果が出ない」

ということ。勉強をやりはじめても
すべてが「結果」がすぐにでるわけではありません。

実際にこんなことがあります。

今までまったくやっていなかったA君。
今回から、宿題をやるようになった。

たまにしか宿題をしないB君
今回も宿題をやっていない。

この2人が前回の数学の宿題の復習テストをしました。
ところが、得点は、

 A君  50点
 B君  70点

すると、A君は、

「あーあー。宿題やっても一緒だよ。
 なんで宿題やっていないBに負けるんだよ」

と(笑)。で、このあと取る行動は、2つ。

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1つ目は、ふてくされて、勉強するのを辞める。
2つ目は、気にせず勉強を続ける
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で、私の場合はこんなことは何年も見ているので、
子どもにはこんな話をします。

「あのね勉強というのは、
 やったことの2乗に比例するの。

 だから、最初は中々結果がでないけれど、
 続けていくと必ず成果は出るよ」


と。実際の数字でいうと、例えば、
目標を

 「1000点取る」

とします。すると、


 1勉強すると  1の2乗だから  1の結果
 2勉強すると  2の2乗だから  4の結果

 3勉強すると  3の2乗だから  9の結果
 4勉強すると  4の2乗だから 16の結果

結果を見ると「1000点」に対して、
4勉強したぐらいでは、16という結果は微々たる
ものです。

 ですが、それを続けていくと、

10勉強すると 10の2乗だから 100の結果
20勉強すると 20の2乗だから 400の結果
30勉強すると 30の2乗だから 900の結果

そして、

32勉強すると 32の2乗だから 1024の結果

と32やったところではじめて結果がでます。

 そして、目標達成して、

 「やった!」

となるのです。

 ですが、勉強を中途半端にやっていると
いつまでだっても「目標」には達することはできません。

よく問題集を

「何度も解きなさい」

といわれるのは、ここにあるのです。
何度もやっていくと相乗効果で、
覚えることがどんどん頭に入っていきます。

  1回目が大変で
  2回目が少し楽になり
  3回目がもっと楽になる

のです。そして、

  1回目だけだと、30点
  2回目をすると、60点
  3回目をすると、90点

と(数字はあくまで例ですが)と結果がでてくるのです。
 

で先ほどのA君とB君の結果を言いますと。

最初はふてくされていたけれど、
ずっと宿題を続けていたA君。
そして、あいかかわらず、宿題をしたり、
しなかったりするB君。

 結果は・・・

 A君がいつもテストで得点がB君を
 勝るようになっています。

子どもは常に

 「短い期間で物事を見よう」

としています。ですが、勉強は長く続けると
結果がでてきます。

 もし、

 「結果」

が出ていなくても、方法が間違っていなければ、
結果は必ずでます。

 ぜひ続けてみてくださいね。