ここで、問題を解いてみて、手がつけられなくてもいいです。
それは、
「自分の実力は再度解きなおしてもわからない。」
ということがわかったのですから、次のステップへ進んでいきます。
例えば、模擬テストのときは解けなかったが、自宅に戻って解いてみる
と、以外と解ける場合もあるからです。また、時間配分がまちがって
いた場合もあるからです。
そして、その出来なかった原因が、
「時間配分のミス」
「実力不足」
「設問の読み取りミス」
かなどを把握します。
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2.分野別データから弱点を知る
→ 自分が出来なかった弱点に対して問題集で練習
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再度テストの問題を解きなおした後は次のステップです。
模擬テストでは、必ず分野別、領域別のデータが載っています。
社会でいえば、
日本地理 正答率 70%
世界地理 正答率 20%
古代歴史 正答率 50%
近代歴史 正答率 20%
といった具合です。このデータから次のアクションは、
「【世界地理】と【近代歴史】を集中してやる」
ということになりますね。他に数学でしたら
簡単な計算 正答率 70%
方程式の計算 正答率 100%
方程式の文章 正答率 20%
一次関数 正答率 10%
なら、
「数学の苦手な人なら、まずは方程式の文章題からやる。」
「数学の苦手ではない人なら、関数からやる。」
という具合に問題集で弱点を潰します。特に教材会社では、
「分野別問題集」
が発行されていますので、それを利用するのがいいでしょう。
(例えば分野別問題集とは、数学でいえば「関数」なら、関数
だけの問題集です。分野別でなくても、社会などは、中1のとき
に習ったことができていなければ、中1の問題集でもいいでしょう)
例えば私の場合、このときに私が使うが
特別レポートの第3回に書いています
<成績を上げる『おでん串刺し学習法』>
という手法です。
(登録はここ
)
これを使って苦手分野や、苦手問題を
20問、30問と徹底して解きなおします。
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3.模擬テストを再度解きなおす
→自分の弱点が克服できたか。模擬試験の問題は再度出題されやすい
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実は、最後の総仕上げとして、1年間模擬試験、あるいは3年間定期
テストを受けてきた場合は、それを再度解きなおすのです。
これは、受験の前や、勉強が一通り終わったまとめでやると効果的です。
つまり、模擬試験を
「1年分(あるいは3年分)科目別に解きなおしてみる。」
のです。実際に私の特別レポートの第4回に書いてある
登録はここ
<1点集中ドリル学習法>でやったところ、苦手だった化学が
22点→90点
にアップしたのです。特に「センター試験」などはその模擬試験は似た
問題が多いので、模擬試験のテストをファイルにしておけば良質の問題
集としてなり、されを解きなおせば、
「傾向の把握」と「実力のアップ」と「解き方のペースを掴む」
という3つのプラス面が得られます。