模擬試験を3倍活用する(その5) | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

ここで、問題を解いてみて、手がつけられなくてもいいです。
それは、

 「自分の実力は再度解きなおしてもわからない。」

ということがわかったのですから、次のステップへ進んでいきます。
例えば、模擬テストのときは解けなかったが、自宅に戻って解いてみる
と、以外と解ける場合もあるからです。また、時間配分がまちがって
いた場合もあるからです。

 そして、その出来なかった原因が、

「時間配分のミス」
「実力不足」
「設問の読み取りミス」

かなどを把握します。


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2.分野別データから弱点を知る
   → 自分が出来なかった弱点に対して問題集で練習
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  再度テストの問題を解きなおした後は次のステップです。

  模擬テストでは、必ず分野別、領域別のデータが載っています。
 社会でいえば、

     日本地理  正答率 70%
     世界地理  正答率 20%
     古代歴史  正答率 50%
     近代歴史  正答率 20%
 
 といった具合です。このデータから次のアクションは、

 「【世界地理】と【近代歴史】を集中してやる」

 ということになりますね。他に数学でしたら

    簡単な計算  正答率  70%
    方程式の計算 正答率 100%
    方程式の文章 正答率  20%
    一次関数   正答率  10%

なら、

「数学の苦手な人なら、まずは方程式の文章題からやる。」
「数学の苦手ではない人なら、関数からやる。」  
  
という具合に問題集で弱点を潰します。特に教材会社では、

 「分野別問題集」

が発行されていますので、それを利用するのがいいでしょう。
(例えば分野別問題集とは、数学でいえば「関数」なら、関数
だけの問題集です。分野別でなくても、社会などは、中1のとき
に習ったことができていなければ、中1の問題集でもいいでしょう)


例えば私の場合、このときに私が使うが

特別レポートの第3回に書いています
    <成績を上げる『おでん串刺し学習法』>
 

という手法です。
(登録はここ )
これを使って苦手分野や、苦手問題を

20問、30問と徹底して解きなおします。

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3.模擬テストを再度解きなおす
 →自分の弱点が克服できたか。模擬試験の問題は再度出題されやすい
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 実は、最後の総仕上げとして、1年間模擬試験、あるいは3年間定期
テストを受けてきた場合は、それを再度解きなおすのです。

これは、受験の前や、勉強が一通り終わったまとめでやると効果的です。
つまり、模擬試験を

「1年分(あるいは3年分)科目別に解きなおしてみる。」

のです。実際に私の特別レポートの第4回に書いてある
 登録はここ


<1点集中ドリル学習法>でやったところ、苦手だった化学が

 22点→90点

にアップしたのです。特に「センター試験」などはその模擬試験は似た
問題が多いので、模擬試験のテストをファイルにしておけば良質の問題
集としてなり、されを解きなおせば、

「傾向の把握」と「実力のアップ」と「解き方のペースを掴む」

という3つのプラス面が得られます。