今回の話は、
「実力テストでの点数をあげる。」
という話をしたいと思います。
私が指導中の受験生でよく出る話で多いのは、
「家の子は定期テストではいい点が取れるんですけれども、
実力テストになると得点が下がるんです。」
という話をよく聞きます。実際に私が知っている例では
「定期テストでは平均点が８０点以上あるにもかかわらず、
実力テストになると５０点ほどしか取れない。」
というお子さんがいました。これは偏差値でいうと、
「定期テスト」と「実力テスト」
ではランク的には３ランクほどの開きあります。
では、どうしてこうした得点の差が出るのでしょうか？
この話をしますね。
それでは分かり易い例えの話をしましょう。
「ある、高速道路を２台の自動車が走っていました。
そこで、 １台はベンツ（外車）で、時速１００km
もう１台は、軽自動車で、 時速１００km
ではどちらが速いでしょう。」
という問題です。
「私を馬鹿にしてるんですか。
どちらも、時速１００kmなら同じスピードじゃないですか？」
といわれそうですね。
そうです。時速１００kmならどちらも同じスピードですね。
でも、生徒の中には、間違って、
「ベンツかな？」
という生徒もいるのです。
なぜ、この生徒は間違ったのかというと、
「ベンツの方が最速スピードが速いから。」
です。自動車なら、同じ時速１００Kmでも、
余裕の１００Kmなのか、
一杯一杯の１００Kmなのか
は見た目でもすぐわかりますよね。
ですが、
「テストの得点」
は、
「余裕の得点」
か
「ギリギリでとった得点」
かがわからないのです。
特に、「定期テストの得点」の場合です。
実際に私は中学のとき、
「定期テストで９０点」
を取りました。
同様に学年で１番で京都大学に進学した同級生も
「９０点」
でした。
ですが、実力テストになると
私は７０点、
同級生は９０点
なのです。この違いは何かというと、先ほどの
「ベンツ」
と
「軽自動車」
のでの同じくもともとの「実力の差」になるのです。
私の場合は
「９０点の実力で得点は９０点。」
しかし、彼の場合は、
「２００点の実力で、ちょっとしたミスで９０点」
だったんです。実は、定期テストと言うのは、必ずしも
本来のその子の実力を表しているわけではありません。
例えば、暗記力のある生徒だと一夜漬けでも結構いい得点をあげたり
するのです。
そして、それが
「自分の実力だ」
と錯覚を起こしてしまうのです。そして、入試の前の「実力テスト」で悪い
得点を取ってしまっうと
「どうしよう？」
と慌てふためいてしまうのです。そうしないためにはどうすればいいのか。
実はそのために最初にやられていけないことが、
１．まず最初に子供の本来の実力を知ること。
(校外模試を受けること)
２．模擬テストで、本人の実力が分かれば苦手分野を定期テスト以外の普段
の勉強で少しずつやっていくこと。
たとえば、実力テストしてみて「簡単な計算でミスが多い」ならば、市
販で売られている書店「５分間ドリル」などで計算の練習を毎日少しず
つやっておくと実力テストの力が発揮できます。
３. また、定期テスト以外のときには、ワンランク上の問題に取り組むこと
です。実際に、私は定期テストの対策では、２冊の問題集をさせるよう
にしています。大抵はそれで十分です。
しかし、力のある生徒には他に８冊ほど問題集を持っていますので、
その中から出合ったことのない問題集をやってもらいます。
そして、定期テストの前には、
「君達は、実力は２００点だから、最低でも９５点とってきて。」
とテストを受けさせるのです。
実際には、いろいろな問題を解いておかないと、「実力テスト」など
で、一度も出合ったことのない問題はやはり、解きにくいからです。
そういった、地道な努力が本来の実力を高めていくのです。
本当に、お子さんが
「単元テスト」や、「定期テストだけの得点」
で喜んでいてはだめですね。
ぜひ、学校の定期テスト以外に模試は受けてくださいね。
申し込みは、
パソコン用URL
http://mshn.jp/r/?id=00r784865
携帯電話用URL
http://mshn.jp/r/?id=00r794865
です。ちなみにも私も一度も塾には通ったことがないですが、
在宅模試だけは受けていました。
(結果を信じてはいませんでしたが・・・あまりに悪くて（笑）)
中学生の場合は、
＜志望高判定テスト＞
では、現在の実力でどの高校に入れるかわかります。
また、あなたのお子さんの弱点がどこにあるのかわかります。
全国的に問題を標準化した「教科書＋入試対策問題」で
構成されています。
テスト後に戻ってくるイメージはこんな感じです。
http://mshn.jp/r/?id=00r7a4865
小学生のお子さんは
＜到達度確認テスト＞
では、あなたのお子さんがどこまでできているのか
わかります。
内容は公立中学進学者向けの標準的な習得状況診断テストです。
小学校の標準進度に合わせた教科書レベルの出題です。
テスト後に戻ってくるイメージはこんな感じです。
http://mshn.jp/r/?id=00r7b4865
費用は、
小学生 ３５００円
中１.２生 ４０００円（３科目英数国）
中３生 ４５００円（５科目）
です。
お申し込みはこちらです。
パソコン用URL
http://mshn.jp/r/?id=00r7c4865
携帯電話用URL
http://mshn.jp/r/?id=00r7d4865
申し込みの締め切りは、
明日までです。