あなたの子育てのゴールはどこか? | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

子育てで大切なことは、

「親自身が子育てのゴールをどこに持ってくるのか。」

によって違ってきます。

基本的な質問をあなたにしますが、

「あなたは、お子さんにどんな子どもになって欲しいですか?」

考えたことありますか?もう一度質問しますが、

「あなたは、お子さんにどんな子どもになって欲しいですか?」

これによってあなたの「子育て」と「子どもの育ち方」が変わってきます。


例えば、

「まずは、中学受験に合格させる。」
「高校入試に合格すればいい。」

「偏差値の高い大学に入ればいい。」
「社会に出て必要とされる人間にする。」

「社会で一人でもやっていけるようにする。」

と考えるとそれぞれのゴール向けて子どもの行動が変わります。

昨日の話でもいいましたが、親のほめ方ひとつで、
子どもの成長も違ってきます。

 この話は、前回、前々回と話をしてきました。
実は、これは親自身が無意識のうちの

「子育てのゴールを決めているから」

です。

「よい点数を取る子に育ってほしい」
 →子どもはよい点数を取ることに気を向ける

ですが、点数がいつもよい結果を出せるわけでないので、
悪いときには、点数をごまかしたり、隠したりします。

「子どもの頭がいいと思われたい」
→子どもも頭がよい思われる行動を取る

ですが、「頭がよくない」と思われたくないので、
難しい問題にチャレンジしなくなったり、
自分ができる問題しか解かなくなる。

 
実際に私のところでは、いろいろな悩みの相談を受けます。

「中学に入り、あれぼと勉強したあの子はどこに行ったのか?
 と思うくらい勉強しません。どうしたらいいのでしょうか?」

「不合格と言われた、高校に逆転合格しましたが、
 ついていけず、今度は留年の心配をしています。」

また、塾を卒業した親からも、

「息子は就職しましたが、どの仕事についても長続きしません。
 どうしたものか?」

といったものです。

 こういうときに多いのが、
実はその結果を悩んでいる本人(親)自身がそれを招いている
ということが多いことです。

「とにかく中学受験に合格したら・・・」
「○○高校にさえ合格してくれたら・・・」

「××大学に合格したら・・・」
「不景気だから、どこでもいいので就職してくれたら・・・」

とそのことだけに集中して育ててきたから、
お子さんは、そういった行動になるのです。

「お子さんのゴールがそこで終わってしまう。」

のです。

確かに毎日子育てをしていると、どうしても目の前ことだけに
心が奪われがちですね。

「目先のテスト」
「中学受験」
「高校入試」
「大学受験」

などですが、そんなときでも、もう一度基本に戻って考えてみましょう。

というのも、私自身も子育でいろいろ考えていました。

例えば、

他の親御さんが子育てでたくさん手をかけていて、
子どもの成績は上がるけれど自立できない子。

成績はよいけど、親がすべてを管理しているため
決して子どもの積極性がない子

正直にいうと、私も子育てをしていて子どもの成績を上げて
いくのは、それほど難しくはないです。

というのは、子どもの勉強について、私が管理して、
すべてチェックしていけば成績は上がります。

現に、息子の高校入試のときは、私が勉強の方法を教え、
そして、空いている時間子どもを指導することによって、
成績は飛躍的に伸びました。

 そして、志望校に合格しました。

が、心のどこかで

 「本当にこれでいいのだろうか・・・?」

というのもあったのも事実です。というのも
私は、中学に入ってから、

「親に勉強しなさい」

と言われたこともないですし、勉強についての相談も、
中1の最初に成績が悪かったときに、在宅教材をとるとき
に相談したくらいです。

 塾に行かず、家庭教師もつけずにやった結果、
確かに苦労したことは多かったです。

 ですが、そのおかげでいろいろ自分で身につけた
こともあるのです。

 例えば、今公開している勉強法のほとんどんが、
私が中学生・高校生のときに考えたものですし、
今でも、いろいろな困難にぶち当たったときには、

「自分で考えたり、問題を解決できる人を探したり」

と困難を乗り越えられる術(すべ)を身につけていったからです。

で、今もう一度私も自分自身に問い直しています。

「私は、子どもをどんな風に育てたいのか?」


と。あなたはどうですか?もう一度お聞きしますが、


「あなたはお子さんにどんな風になってもらいたいのですか?」

一度じっくりと時間をとって考えてみてください。

もし、かけましたら、下にコメントをいただくとありがたいです。